家族の幸せはどこへ消えた?
2019.03.18
夢のマイホームが完成し、いよいよ新しい幸せな家庭が始まると思いきや、そうでないケースも存在します。
住宅ローンの返済金額が家計を圧迫し奥様がパートで働くようになり、子供との時間が少なくなるという事もあります。
夫婦共働きは今スタンダードになっているので、問題ではありませんがこれだけではなく、複数の問題が発生する可能性も予想できます。
子供が小さいうちは教育費も高額になりませんが、高校や大学などへ進学し私立の学校へ進学する場合は高額な教育費が発生します。
夫婦共に給料が上がっていけば問題ありませんが、今の世の中では希望的観測でしかないのも現実です・・・
子供が小さい頃にアパートに住んでいた時期は家族が幸せを感じたのに、住宅を取得してから何だか忙しく、家族の時間も減り、金銭的余裕もなくなった・・・というケースもよくあるお話です。
こうしたケースは夢のマイホームを計画している時に考えない事なので、私はこのようなケースも予想するべきだと考えています。
その理由は、実際にこうした家族をいくつか見ているからなのです・・・
では、どうしたらこのようなケースを回避できるでしょうか?
様々な問題を解決する必要がありますが、一番大事なのはキャッシュアウトを出来る限り少なくするという方法があります。
例えば光熱費
省エネな住宅は、照明、給湯、調理、冷暖房の全ての光熱費を合わせても月1万円程度で済みます。
太陽光発電システムを取付けすれば、昼間の電気は発電で賄い、余った電気は売電すれば、収入を得る事も出来ます。
もちろん、高額な住宅ローンを組まない事も重要です。
こうした事を念頭に置きマイホームの計画をするのが理想です。
当社実験棟は上記の内容を満たす住宅です。
私は家族が幸せになる住宅を造りたいと本気で考える建築人です。
いくら豪華で立派な家が出来たとしても、家族が幸せでない住宅では意味がありません・・・
何のために住宅を造るのか?をもう一度原点に返り考え直す必要があるのです。