これから来る3年間が正念場
2019.03.6
地方の住宅建築事情は徐々に衰退しつつあります。
地方に限る事ではありませんが、日本国内で着工される新築住宅は年間100万戸だった時代から50万戸へ向かっています。
こうした社会現象が顕著に出るのは地方であるのは間違いありません・・・
しかし、厳しい状況でもビジネスを展開しなければならず、ハウスメーカーは採算の悪い展示場は撤退し、ハウスメーカー同士の統合なども考えられます。
ハウスメーカーは資本があるので、統廃合する事で生き残る事が出来ます。
しかし、私達のような地域の零細企業は資本が乏しいので統廃合は現実的ではありません・・・
地域のビルダーは、展示場の積極的な出店や社員を増員して会社の売り上げを確保するのがやっとという会社が数多く見られます。
では、本当にこのような手段が正しいのでしょうか?
答えはNOです・・・
その理由は、今後予想される縮小産業である住宅建築業界で大風呂敷を広げるのはリスクが高すぎるのです。
日本が高度成長期だった頃からハウスメーカーやパワービルダーが資本を投入して住宅産業に介入してきました。
この時代ならともかく、これからの時代は住宅建築の氷河期に入ると予想そており、この業界で勝ち残るのは至難の業です・・・
私はこれから来る3年間が正念場だと予想しています。
必要最小限の社員数、必要最小限の広告宣伝費、必要最小限の社屋や設備で窮地をしのぐ経営が適切だと考えています。
これからは、生き残った会社が勝者になる図式であり、我慢大会の様相になるのではないか?と予想しています。
地味で地道に顧客満足を会社の旗印に上げ我慢大会を制する!
社員、役員、協力業者さんが一丸となって厳しい時代を乗り越えなければなりません。
この厳しい時期を過ぎれば、また安定した時期も訪れます・・・
私は数年前からこうした状況を予想していたので、何にも怖い事はありません。
全速前進いくぜオカケン丸!