暖かい空気は上昇する原理を利用
2019.03.1
室内の空気を暖めると上昇気流が起こり、暖かい空気は上に移動します。
暖房しても暖気が上昇してしまうので、頭の辺りは暑いのに足元はスース―寒いという経験がある方もいるかと思います。
私達は、こうした空気の特性を利用して床下にエアコンを設置して室内を輻射式暖房しています。
床下暖房の仕組みはこうです。
床下で暖められた空気は上昇気流を起こし暖気は上に移動します。
1階の床下で暖められた空気は1階の壁、2階の床、2階の壁、2階の天井まで移動します。
暖気が部屋の内装材の裏側で移動する事により6面輻射式暖房が可能になります。
1階の各室、2階の各室の全ての部屋を同時に1台の床下エアコンで暖房します。
このような床下暖房の方法を取っている住宅建築会社は県内に数社ありますが、6面輻射式暖房を取り入れている会社はほとんどありません・・・
その理由はいくつかあります。
工事に手間がかかり面倒
コストアップが避けれられず受注が困難になる
知識やノウハウがない
などいくつかの問題があるので、私達が造る住宅の仕組みを真似する事が出来ないのです・・・
私は、「住空間は快適でなければならない!」と考える建築人なので、必然的に今の家造りにたどり着きました。
住んで快適なのは当たり前田のクラッカー!