床下暖房の普及

2018.10.31

最近同業他社で床下暖房を取り入れる会社が増え始めています。

床下にエアコンを設置して冬季に暖房する床暖房ではない暖房の方法です。

なぜ、最近増えているのでしょうか?

その理由は、一般的な住宅は1階の床板が冷たく感じるからなのかもしれません。

どんなに高断熱化しても、第三種換気システムを採用している住宅は屋外の空気が直接室内に入ってしまいます。

屋外の冷たい空気が室内へ入ると、下降気流により床付近に冷気が集まります。

こうした現象により床が冷たく感じるので、床下暖房を採用していると予想しています。

しかし、このような考え方で床板が冷たいという問題は解決できるのでしょうか?

答えはNOです・・・

小手先の暖房では根本的に解決せず、「冷たくはなくなったけど・・・」といった具合しか改善されません。

では、どのようにしたらこうした問題は解決できるのでしょうか?

答えは簡単です!

次回お答えします。

人生100年時代!?

2018.10.30

日本の平均寿命は世界でも高いのは皆様ご存じかと思います。

一般的には60歳で退職し年金で暮らす方が多いと思いますが、今の60歳の方は昔の60歳とは違いお若い方が多いなと感じています。

私も今日で50歳になりましたが、あと10年でどれだけ老いるのか?を考えた時に年老いた自分の姿がイメージできません・・・

あと10年で迎える還暦には白髪や頭髪が薄くなったり、老眼が進む事は予想できますが、肉体的・精神的に年老いた感じにはならないような気がしています。

最近聞く人生100年時代という言葉があります。

50歳からの生活によっては、100歳まで健康に生きられるという事なのでしょうが、こうしたスタイルにはある程度の努力と生活環境が重要になります。

適度な運動と健康的な食事、十分な睡眠やストレスのない生活習慣など気を付ける事はいくつかあります。

その中でも重要なのが、ストレスのない住空間かと思います。

今まで朝出社して、夜に帰宅していたスタイルから退職後は会社へ出社する事がなくなり、自宅に居る時間が長くなります。

一日中自宅で過ごす日もあり、肉体的・精神的にリラックスできる住空間は非常に重要だと考えています。

1年を通じ暑さや寒さにストレスを感じない住宅は寿命と密接な関係があります。

自分が60歳を迎えた時の事も考えて住宅を建築する必要があるのかもしれません・・・

今後の10年間は、今以上に体を鍛えようと考えています。

さて、自分がどんな60歳おじいさんになるのか?楽しみです・・・

自分の未来は日々の努力でどうにでも変化させられる!

今よりも筋肉質で今よりも日焼けした60歳になるぞ!

手間と費用を惜しまなければ良質な住宅は出来る!

2018.10.29

良質な家の定義について私はこう考えています。

 

 

1年間どの季節も住んで快適

 

 

月の光熱費が1万円前後で超省エネ

 

 

少ない冷暖房器具で室温をコントロール出来る

 

 

各室の温度差がなくヒートショックの心配がいらない

 

 

床が冷たく感じないので気持ちが良い

 

 

ストレスを感じないので長生き出来る

 

 

このような定義を元に私達の家造りは存在します。

 

 

しかし、こうした住宅を造るには手間と高額な費用がかかります・・・

 

 

 

家造りで手を抜くと、それなりの家になってしまい、それなりの住み心地の住宅しか出来ません。

 

 

 

費用もそこそこの断熱では、そこそこの住み心地にしかならないのが現実です。

 

 

 

私達は、家造りに対し徹底的に手間をかけ、徹底的に断熱する集団です。

 

 

 

こうする事で、今までに存在しなかった住み心地の住宅が出来るのです。

 

 

 

高額な費用も手間も惜しまない!

 

 

 

 

私達の家造り哲学の一丁目一番地です・・・

 

 

 

 

高額な原価に対し少ない経費をプラスしてお客様に提示するのも私達の特徴です。

 

だって原価に高額な経費をプラスしたら坪90万円以上になってしまいますから・・・・

 

 

 

 

 

 

群馬県の気候に合った住宅とは?

2018.10.29

群馬県と言っても北部と南部では気象条件が異なります。

私達が施工しているエリアは県の中央に位置しているので、高崎を中心に話をします。

県中央部は日本国内でも夏季には35℃を超え40℃に近づく日が続き、沖縄よりも気温が上昇するエリアです。

冬季の降雪は少ないものの、からっ風が吹くと体感温度は0℃を下回る寒い地域でもあります。

夏は暑く、冬は寒い群馬県内エリアでは、どのような住宅が向いているのかを解説します。

一見住みずらいように感じる群馬県ですが冬季の日照率は国内トップクラスです。

この冬の太陽の光を利用しつつ、超高断熱化した構造にすれば冬は快適な室内空間を造れます。

夏は、日差しをカットする庇を設け室内に直接日光を入れないよう設計すれば、夏季も快適に過ごせます。

問題なのは、冬の湿度対策です・・・

北海道や東北地方、新潟などは降雪がありますが、雪があまり降らない群馬県は冬季に室内が過乾燥します。

この対策としては、室内の湿気を換気により排出するのではなく、第一種全熱交換換気により湿気を室内へ戻してあげる必要があります。

浴槽のお湯は夜間捨てずに、ふたを開けて湯気を排出させ、排出された湯気は換気本体に戻り、熱と湿気を室内へ戻します。

このような仕組みの換気手法を取り入れている会社は県内では皆無ですが、私達は10年前から施工しています。

超高断熱・遮蔽遮熱排熱・換気の3セットがあれば、群馬県内で建築する理想の住宅が出来ます。

時代のテーマは常にある③

2018.10.28

そろそろこのネタも飽きた頃かと思いますが、これからが本題ですのでお付き合い下さい。

前回は健康と食事についてお話しましたが、衣・食・住という言葉があるように食の次は、住(すまい)です。

私達は住宅を専門で建築する集団であり、人間が休息をとる空間を造ります。

この住宅には様々な工法や構造があり、どのような住宅を造ったらよいか?という問題は、プロでさえ間違えてしまう程難しいのが現実です。

しかし、私は難しく考えるタイプではないので、超簡単に答えを導き出します。

人間=生きる=長寿=健康=高性能住宅

という簡単なキーワードから健康住宅のみをご提案しています。

見た目がどうの、メーカーのブランドがどうのなどど講釈をたれていても、長生き出来なければ、そんな住宅はただの箱でしかないのです・・・

命あっての住宅であり、長生きできる住宅こそが本物の住宅の姿であると考えています。

本気で長生きできる住宅を造っています。

住環境で寿命も変わります・・・

ヒートショックによる脳卒中や心筋梗塞と無縁の住宅を造ります。

住宅建築をする時期は人それぞれですが、大半は30代~40代かと思います。

この年齢では、「長生きできる家?何だそれ?」の世界ですが、50を過ぎた頃から自分の余命について考え始めるのが現実です。

自分が20年歳をとった時の事を予測して住宅を建築すれば、家造りで成功できるかもしれません・・・

時代のテーマは常にある②

2018.10.27

前回お話した時代のテーマは健康である!という内容の続きですがお付き合い下さい。

私が考える健康とは、例えば外食産業ならこんな感じのお店が繁盛すると予想しています。

腸内環境を整えてくれる乳酸菌やゴボウなどのサラダがある

体が暖まる生姜のスープがある

血糖値が急上昇しない食材を採用している

肝機能を向上させる働きのある食材を調理している

ビタミンが摂取できる料理がある

など、たくさんあります。

もしも、こうした食材や料理が出るお店があったとしたら、私は週に数回通うかもしれません・・・

「あの店で食事すると、何だか体の調子が良くなるな・・・」と感じてもらえればリピートは確実です。

③へ続く・・・

時代のテーマは常にある

2018.10.26

その時代にはその時代のテーマがあります。

例えば日本が高度成長期の頃は、冷蔵庫や洗濯機などの家電が飛ぶように売れ、マイカーを所有する家庭も急増し自動車の販売も盛んになりました。

バブル期は、高級な商品やブランド品が注目され、日本全体が浮足立った状態でした。

バブル崩壊後は、失われた20年とも言われる氷河期のような不景気に突入し、夢を持たない若者が多く存在した時代もあり現在に至っています。

では、これからの日本はどのようなテーマに沿って進むのか?という問題があります。

私が予想するのは、ズバリ健康です!

日本は少子高齢化でありながら長寿の国でもあり、今後更なる長寿国を目指すと考えています。

国民の多くが高齢者という時代に突入しますが、国民の一番の関心は自分の生命であり、健康である事は間違いありません。

高級な商品や電化製品、車などは必要な人が必要な分だけ所有し、人々の関心は健康にフォーカスすると考えています。

②へ続く・・・・

残業がない会社!?

2018.10.25

当社では、残業する事を禁止しています。

その理由は、残業時間が長くなると帰宅時間も遅くなり家族と一緒に夕ご飯を食べられなくなるからです。

家族全員で夕ご飯を食べる理由はいくつかありますが、私の考えはこうです。

残業するという行為は、本来日中にやるべき仕事を後ろ倒しにしています。

もしも朝早く出勤して仕事を前倒しできれば残業する事はありません。

家族一緒に夕食を取っている家庭の子供が非行に走る可能性は低いと考えています。

「今日は何か面白い事はあったの?」

「別にないけど・・・」

「給食は美味しかった?」

「うん・・・」

「何が出たの?」

「カレー」

とこんな感じのたわいもない会話でも毎日交わしていれば、子供は自分の事を気にかけてくれていると感じます。

しかし、週に一度しか一緒にご飯を食べる機会がないと、こんな会話にはならないと思います。

「今日は何か面白い事はあったの?」

「何が?・・・・」

「・・・・・」と会話は終了し、次に進まない可能性もあります。

仕事も大切ですが、家族の方がもっと大切だと私は考えています。

仕事は変えられますが、家族は変えられません・・・

何が一番大切なのかを考えれば、残業という文字は頭の中から消え去るのです。

私は仕事に対し猛烈に取り組む人間です。

勤務時間内は、全身全霊をかけてコンピューター付ブルドーザーのように働きます。

しかし、勤務時間が終了すればハイ!帰ります!です。

このスタイルは、18歳の頃から約30年間一切変わりません・・・

だって、明日も仕事が待っているのですから、今日ヤル仕事今日、明日の仕事は明日でいいのです・・・

お酒が出ないから・・・

2018.10.24

ある飲食店主との会話ですが、お付き合い下さい。

店主「最近のお客さんは、ディナーでも食事のみでお酒を飲まないんですね・・・」

私「それがどうかしましたか?」

店主「お酒が出ないと売り上げが伸びず、利益も少ないんですよ~」

私「では、どうしたらいいんでしょうね?」

店主「お客さんがお酒を飲んでくれるようになれば、いいんですがね~」

私「・・・・・・」

とこんな感じの会話がありました。

お酒が出ないので売り上げや利益が少ないという問題は理解できますが、飲みたくないお客様に飲んで欲しいというのは、少々無理な話ではないかと感じました。

つまり、住宅建築に例えれば「こんな住宅を造ってくれれば当社の売り上げは伸び、利益も確保できるんですがね~」という事に等しいのです。

当然ですが、こんな事が現実になればどんなビジネスも成功してしまいます・・・

こうした思考は、自分の問題点は棚に上げ、相手の行動に問題があるという考え方です。

つまり、どんな問題が起きた時も「景気が悪いから・・・社員が悪いから・・・お客が悪いから・・・」となる訳です。

お客様に問題があると考えず、自社や自分自身をもう一度見直す!

意外な事に問題は足元に落ちていたりするのです・・・・

私は、どんな問題が起こった時も相手のせいにしません。

自分にも問題があったのでは?と検証しています。

だって、相手のせいにしても自己の成長はないからです・・・

どんな問題や失敗も自分にとっては、考え方一つで肥やしになる!

揺れにくい構造体?

2018.10.23

木造在来工法の耐震性に重要なのが筋違いです。

この筋違いは柱の間に斜めに取付し、構造体が歪むのを防ぐ部材で柱と柱の距離があればある程、耐震性能がアップします。

例えば、910ミリの柱間に筋違いを取付する場合と1820ミリの間に筋違いを取付する場合は、後者の方が耐震性能に有効です。

しかし、こうした筋違いだけでは揺れにくい構造体になりません・・・

筋違いだけではだめ?・・・・

住宅建築業者さんやプロなら知っているかもしれませんが、筋違いで耐震性能を確保していた時代の前にもある方法で揺れを軽減していたのです。

それは、通し貫きの存在です。

神社や仏閣、古民家などで採用されていた工法ですが、柱に縦長の穴を開けそこに連続して木材を貫通させ建物の耐震性を確保する工法です。

この工法を現在採用する会社は少なく、業界人でも知識があるのは少数です・・・

私達は以前からこの通し貫きに着目し、現代風にアレンジしつつ採用しています。

それは、室内側に空気層を確保しつつ横方法に胴縁を取付するのです。

筋違い+通し貫き効果のある横胴縁工法を採用してるのも当社の特徴です。

室内側に横胴縁を取付する会社も少数ですが存在します。

柱に対して横方向に部材を取付する事で構造体の歪みを抑制できます。

効果は大きくありませんが、筋違いと併用する事で地震に対し耐震性能を発揮します。

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