従来の造り方から見直す

2018.10.1

住宅建築には工程があり、基礎工事から順に各業者さんが現場で作業して家が完成します。

それぞれの業者さんには、様々な作業が必要になりますが、この作業にも工程(作る順番)があります。

この順番を1つ変えるだけでもコストダウンできるケースがあるのです・・・

例えば、住宅の床板は大工工事の早い段階でで張りますが、この床板を一番最後に張ると、床の養生が必要ありません。

つまり、養生する部材や貼り付けるテープ、養生する手間の全てが不要になりコストダウンできるのです。

私達も以前はこのような工程で作業していた時期もありましたが、現在は最初の方で張り養生する工程で作業を進めています。

このように従来の方法をとらず、新しい作業工程を取り入れる理由は、省力化によるコストダウンが目的です。

私は常にコストダウンについて考えているので、どんな細かい作業でも「これ、いらないんじゃない?」「これは、やめたらこうなるのでは?」と仮説を立てています。

そして、現場で実際にどうなるか実践してみます。

上手くいけば取り入れ、そうでない場合は従来の方法に戻しています。

なぜ、こんな面倒な仕事をしているかは、お客様に少しでもお安く住宅を建築したと考えているからなのです・・・

従来の造り方で当たり前の工程で造るのではなく、新しい発想で新しい造り方を見つけ私達だけが造れる住宅を建築する!

どんな場所でも、どんな時でも私の頭の中はこうなっています。

「何で、こんな造り方ができないのかな?」

「何で、今よりも安く建築できないのかな?」

「4か月の工期が3か月にならないかな?」

と子供のような発想で家造りを根本から見直しています。

だって、大人の発想では「そんなの無理だよ・・」「そんなの出来ないよ・・」となってしまうからです・・・

転ばぬ先の杖

2018.10.1

私は会社の倉庫管理に対して非常に厳しく指導しています。

火災が発生する原因はないか?

発火する恐れのある物はないか?

電気のブレーカー回りでスパークする可能性はないか?

電気ドラムを巻きっ放しで使用していないか?

隠れて喫煙する者はいないか?

など、口うるさく指導しています。

時には、「こんな管理じゃ倉庫が燃えちまうじゃねえか!バカヤロー!」と怒鳴るあります。

これだけ厳しく指導するには理由があります。

それは、もしも火災になってしまうと、今まで築き上げてきた物全てがゼロになってしまうからです・・・

会社や倉庫が火災でなくなってしまえば、業務に支障が発生しお客様や協力業者さんに迷惑がかかってしまいます。

注意して、気をつけて、細心の注意を払ってこそ問題回避が出来ると考えています。

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