積雪のある地域とそうでない地域の住宅の造り方
2018.09.11
まだ暑い時期ですが、冬季に快適な家の造り方は地域を考慮する必要があります。
例えば、北海道や東北などの積雪のある地域では、高断熱・高気密化が必須ですが開口部の面積を小さくする傾向にあります。
これは冬季の日照率が低い為、出来るだけ開口部から逃げる熱量を最小限にする為です。
これに対し関東圏の住宅は開口部を小さくするべきではありません・・・
厳密に言えば、西・東・北の開口部は適度な大きさにして南面の開口部は大きくとった方がメリットがあります。
それは、関東圏の日照率は国内でもトップクラスであり、太陽の日差しによる暖房効果が得られるからです。
もちろん大きければ大きい方が良い訳ではないので、適度な大きさに設計する必要があります。
仮にあまりにも大きな南の開口部にしてしまうと、室内の熱が逃げてしまうので注意が必要です。
住宅の設計と聞くと、内装や間取りなどのデザインをイメージするかと思いますが、実は開口部の設計は住み心地に直結するので大変重要です。
経験と実績のある会社であり、住宅の性能を熟知している会社にお願いすれば開口部の設計も安心です。