電気料金も値上がりが続く
2022.03.23:
昨日、約15年前に住宅建築したお客様から連絡がありました。
「今年に入り電気料金がこの時期4万円を超えているのですが何とかなりませんか?」
弊社では約15年前、蓄熱暖房機を取付し深夜電力を利用した住宅を建築していました。
当時の深夜電力は昼間の電力の1/3程度の電気料金だったので蓄熱暖房機は省エネのメリットはありました。
しかしあれから15年が経過した今、深夜電力の料金は年々上昇し当時の2倍近くの料金に跳ね上がっています。
こうした値上がりの状況は私達の力でどうこう出来るものではありません。
私は今日そのお施主様と合って今後の対応について話し合う予定です。
対策としては、蓄熱暖房機を使用するのをやめ床下へエアコンを取付し床下暖房にする方法を提案しようと考えています。
床下エアコン暖房は連続運転なので、昼間の電気と夜の電気の両方を利用しますが、エアコンの暖房にかかる消費電力は蓄熱暖房機に比べると低いので電気料金を抑える事が可能です。
もちろん、このお施主様だけに限らず当時蓄熱暖房機を取付したお客様にも同様の対応をしたいと考えています。
耳の痛い話も聞きに行く!
住宅建築産業はクレーム産業とも言われていますが決してそんな事はありません。
クレームと解釈するか?お客様の貴重なご意見と解釈するか?で結果は大きく変わります。
お客様からいただいた貴重なご意見を真正面から受け止め、誠実かつ真摯に対応すれば良いのです・・・