親切な会社
2025.04.28:
私は物事を正しいか?正しくないか?で判断します。
よくある話で「この方法は理想的なので・・・」というのがありますが私は「で、それは正しいのか?」と聞きます。
すると「正しくはないかもしませんが・・・利益はこちらの方が」という回答に対し「正しくないならダメですね」となります。
つまり企業活動において利益が出ようが出るまいが正しくなければダメなのが私の考えです。
人に頼み事がある時に「明日これをお願いします」と私は依頼しません。
それは相手にも明日の用事があるからです。
私なら「今週か来週これをお願いできますか?」と依頼します。
まず相手の事を考え正しく行動するのが私のポリシーです。
住宅造りにおいても同様にお客様に対して正しく親切に対応しています。
会社の利益を優先したり社員が「私はこう感じたので・・・」という低レベルの対応はしません。
常に相手の立場になり誠実で正しい対応を心がける親切な工務店でありたいと考えています。
私の会社哲学は一般的な考えと次元が異なります。
私が話す内容を聞いて理解出来る経営者と会った事は1度もありませんし、弊社の社員が理解出来ないのは当然です。
しかし私はそれで良しと考えています。
10年・20年が経過し「そういう事だったのね・・・」と感じてもらえればいいのです。
私は28年前から高性能住宅一筋ですが、こうした家造りを理解出来る人はゼロだった事を考えれば今の私の会社哲学を理解出来る訳がないのです。