産業廃棄物の処理方法
2025.06.24:
住宅の工事現場では工事の過程で産業廃棄物が発生します。
廃棄物の種類は木材の端材や梱包材などがあり一般的には処理業者さんの産廃箱を置いて処分したいゴミを入れます。
しかし、何でもかんでも箱の中に入れてしまうと多くの処分費がかかってしまいます。
当然ですが、この産廃処分費も建築工事費の中に入っており場合によっては高額な産廃処分費を計上している建築会社もあるようです。
私達は出来るだけ産廃処分費を少なくする努力を怠りません。
30センチ~50センチ位木の端材は専用のかごに入れて薪ストーブ用として再利用し、10センチ~20センチの細かい木の端材だけを産業廃棄物として処理します。
また、梱包に使われる段ボールについては会社の倉庫に持ち帰り古紙の専門業者さんへ引き取りをお願いし段ボールの処分費もコストダウンしています。
産業廃棄物を減らすには手間と時間はかかりますが、無駄な処分費をお客様から頂く訳にはいかなので地道に選別するのが私達の常識です。
産業廃棄物を減らす取り組みは20年以上前から行っています。
私が社長の時代は、まず現場の産廃箱の中を見て「このゴミは箱に入れたらダメ」「あの端材は箱から一度出し別の処理方法で処分するように」と担当者へ細かく指示を出していました。
毎週、毎週ダメ出しを繰り返し3年程度の時間をかけ産業廃棄物の削減に成功した経緯があります。
どれだけ時間がかかっても無駄な処分費をお客様からいただくわけにはいかないのが私の考えです。