安くなった国ニッポン

2023.08.27:

約1年前、ドルと円の為替相場は急激な円安になりました。

 

 

1ドル115円付近だったのが、120円130円140円を超え145円に近づく円安になったのです。

 

 

こうした背景には、アメリカの中央銀行にあたるFRBが利上げを宣言した事に端を発します。

 

 

FRBの利上げの理由はアメリカのインフレ鎮静化であり、インフレの抑制は中央銀行のの大切な使命です。

 

 

アメリカが利上げをしてても日本は利上げをする姿勢を見せないので一層円安が進んだという現象です。

 

 

こうした為替については、私達国民はどうする事も出来ないので、ただ様子を見て従うしかありません。

 

 

出来る事と言えば、円の預金をドル預金にしたり証券会社でドル建ての投信を買う位しかありません。

 

 

この円安によって輸出企業は利益が増えますが、輸入した商品や部材を必要とする会社は製造原価が上がり利益率が落ちてしまいます。

 

 

もちろん私達も海外産の木材などを採用しているので、コストアップは避けられない状況です。

 

 

約2年前から始まったウッドショックにより木材の価格は2倍以上になった時期もありました。

 

 

 

コストアップによる価格転嫁は出来るだけ避けたいと考えていますが、会社が赤字になってしまったのでは本末転倒です。

 

 

赤字と黒字のギリギリのラインで経営する日々は続きます。

 

 

 

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