人材育成
2025.04.17:
弊社では今まで人材を採用し育成してきましたが何らかの理由で解雇や退職した社員もいました。
入社後2年間は現場での研修期間があり、職人さんと一緒に現場で作業しながら材料の名前や道具の使い方を学び現場の進め方や職人さんとの関係性を築きます。
そして現場での経験を経て内勤となりますが、内勤と言っても現場の段取りや工程管理、今まで建築させていただいたお客様のお宅の修理や改修工事・小工事などを担当します。
こうした現場の仕事が出来るようになってから初めて建築希望者とのやり取りや設計・積算の業務になります。
上記の内容を毎日コツコツと積み重ね約10年間の経験があれば、接客・商談・設計・積算・現場管理・アフターサービスまでの全てを対応出来るようになります。
そして実力があれば弊社の役員として会社経営側の立場になる事も可能で10年以上弊社に在籍していた社員が会社の役員になったケースもあります。
この役員は数年後、弊社の社長になる可能性もゼロではありません。
私は現在56歳ですが48歳の時に社長の椅子を現在の社長に譲りました。
当時、経営者の仲間から「何で社長を退任するの?まだ早いのでは・・・」と言われました。
しかし私は「どうせ変わるなら早い方がいいんじゃないのかな」と答えました。
徳川家が長く続いた要因の1つに家康が早い段階で将軍から退いた点があります。
新しい将軍に代を譲り、自身は後ろからアドバイスする方法です。
武士の時代も現代の世の中も差ほど変わりはないと私は考えています。