ニュースタンダードと旧スタンダード!?
2022.03.13:
これから訪れる未来は、カーボンニュートラル(脱炭素)の時代です。
政府は、2050年までに地球温暖化防止の観点から脱炭素社会を構築すると発表しました。
こうした方向性は世界でも共通しており、今後全世界でカーボンニュートラルの時代がやってきます。
さて、このような時代になると、どのようなジャンルでも新しいスタイルと古いスタイルに分けられます。
つまり、ニュースタンダードと旧スタンダードに分けられるのです。
では、住宅というジャンルではどう分けられるのでしょうか?
ニュースタンダード住宅は
太陽光発電設備と蓄電池が設置してあり自立循環型住宅である
設備機器は全て電気で作動しオール電化住宅である
高気密・高断熱仕様であり熱のロスが極端に少ない
旧スタンダード住宅は
太陽光発電設備も蓄電池もなく、電気を購入している
CO2を排出する設備を有しガスや灯油を使用している住宅である
高気密・高断熱仕様ではないので熱のロスが極端に多い
現在建築されている住宅の大半が旧スタンダードなのには驚きます・・・
あと30年後にはニュースタンダードの住宅だけが建築される時代が来ますが、まだこの日本では旧スタンダードのままなのが現実です。
私達は約25年前からニュースタンダードの住宅を建築しています。
私はこうした時代が来るのを予測していました。
未来を予測し時代が後からついてくるのを実体験するのは面白いものです・・・