太陽の日射取得による暖房効果
2022.01.3:
この時期の気温は低く寒い日が続きますが、県内中央部は晴天の日が多く太陽の日差しがあります。
この太陽の日射を上手に取得すると暖房効果を得られるので、日中カーテンとレースを開けて太陽の光を室内へ取り込みます。
室内に入った日射は床板などに当たり内装材を暖め部材の温度が上昇します。
この太陽の日差しによる暖房の効果は南面の窓1か所当たり、家庭用のコタツ1個分の暖房効果を得られるので、複数の窓が南面にあれば相当量の暖房効果があります。
仮に午前10時から午後2時まで日射を取得出来たとすると、相当な熱量が建物の内装材に蓄熱され夕方から夜間に放熱されます。
私達が造る住宅では、この日射取得の暖房効果だけでも十分寒くない室温を維持できます。
実験棟でも日中は太陽の日差しを取り入れ、夕方になるとカーテン・レース・ハニカムブラインドを閉めています。
床下エアコンで連続暖房していますが、日射取得による補助暖房があるので床下の暖房も設定温度になるとエアコンが停止するので必要最小限の光熱費で暖房可能です。
私達はお客様が支払う毎月の光熱費も考え家造りに取り組む集団です。