鷹の眼と鷹の感覚を持っているか?

2020.08.21:

実験棟のエアコン交換が完了し設定温度23℃で室温24℃・湿度40%台になりました。

 

 

交換前は、エアコンから冷風は出ているものの20℃設定でも室温27℃・湿度60%でした。

 

 

この状況でも涼しく感じる方もいますが、高性能住宅造りのプロはそう感じません・・・・

 

 

エアコンの設定温度+1~2℃に室温が下がるのが私達が造る住宅であり、湿度も50%を切る性能も持っています。

 

 

エアコンの交換は職人さんと当社スタッフが2名で行いました。

 

 

職人さんは「エアコンは冷えているから交換する必要はないんだけどね~」という皮肉混じりの言葉にスタッフは笑顔で同調していた様子でした。

 

 

この様子を見ていた社長は、忙しい中エアコンの交換に来てくれた職人さんに対し「すいまんね~忙しいところ・・・」と自分の意志を押し殺していました。

 

 

職人さんは、当社が造る住宅には住んだ事もなければ、どの位家の中が冷えるのかを知らないので、当然そう感じたのでしょうが、当社スタッフの笑顔で同調するのはいかがなものか?と感じています。

 

 

当社スタッフがどう感じたか?は知りませんが薄ら笑いを見る限り、明らかに「交換する必要はないんだってよ・・・」という心の中が読み取れます。

 

 

社長の心中は穏やかでなかったと察しますが、私は微妙な室温や湿度からエアコンの故障を読み取ったのはさすがだと感じました。

 

 

問題点を見抜く鷹の眼は必要ですが、鷹の感覚も必要だと感じています。

 

 

 

もしもエアコンの故障と交換が必要という事について、一点の疑いもなければ職人さんの意見に対して同調する事はなく、むしろ怒りの気持ちが表情に出るはずです。

 

 

未熟な社員達は、今回の一件についてどう感じているかは知りませんが、鷹の眼と鷹の感覚を持っていない事は明らかのようです・・・

 

 

 

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