住宅建築市場の今
2025.07.3:
地方の住宅建築市場は大不況に入る一歩手前のようであり、イベントを開催しても集客はほとんどなく住宅展示場への来場者も激減しているようです。
この状況が続けば来年の着工数は半減する事を想定しておく必要があり、弊社も例外ではなく来年の着工数は大きく下がる事を視野に入れています。
しかし、売上が半減すれば会社の利益も相当落ち込むという大きな問題があります。
私は今回の住宅建築不況を予想し出来る事は全てやってきました。
「今は住宅建築が順調に受注出来ているが、これから先受注が困難になり売り上げが半分になっても会社が存続出来る状態を構築しよう」
この考えに対し準備したのは関連会社で別の事業を立ち上げ軌道に乗せる事でした。
関連会社から私の報酬が得られれば本業である住宅建築会社からの報酬が仮にゼロになったとしても生活出来ます。
つまり、役員報酬を大幅に削減し会社のキャッシュアウトを防げば本業を黒字化出来る可能性が高くなると考えました。
現在、不動産投資事業は13年が経過し事業は軌道に乗り少額ですが収入を得られるようになりました。
どんな不況が来ようとも本業である住宅建築会社を存続させるのが私の重要な使命です。
マーケットは活況と不況を繰り返します。
これから来る不況は何年か続くと予想しますが、その後は活況が来るのが世の常です。
日本の四季のように冬の次は春・夏が来るのに似ています。
不況という冬の時期を耐えられれば活況な春の季節が待っていると考え奮闘する日は続きます。