住宅選びの難しさ
2025.04.24:
前回は土地選びの難しさについてお話しましたが、今回は住宅選びの難しさという内容です。
住宅建築希望者が総合展示場に行ったとします。
入口に近い住宅から1件づつ展示場に入り見た後に「どの住宅にしますか?」と聞いたとしても「この住宅に決めます」という方は少数派です。
その理由は、どの住宅も魅力的で甲乙つけがたいと感じるケースがほとんどだと思います。
仮に私が住宅展示場を1件づつ全て見たとしても同じ回答になると思います。
各社最高級の仕様で間取りも素晴らしく面積も広々としているのが展示場であり良いのは当たり前です。
展示場めぐりをするのも悪くはありませんが、現実路線としては実際に建築した物件を見学会などで見るのをお勧めします。
このような場合だと建物は30坪から40坪のケースが多くリアルな住宅である為、間取りなども参考になります。
また、見学した物件の価格も参考になりますし快適性なども体感出来ます。
このような見学会をいくつか体感すると、ある一定の基準が出来ます。
建物は〇〇坪位
建物の性能は重要
金額は坪〇〇円位まで
自身の基準が出来れば、あとは数多く見学会に参加し「これだ!」というタイミングを待つだけです。
自身にマッチした住宅に出会えれば「この住宅を建築したいのですが、相談できますか?」とその場で判断出来るようになります。