どこまで上がる?建築価格

2025.05.19:

住宅の建築費は年々上昇基調にあります。

 

2020年頃からウッドショックと呼ばれる木材価格の上昇から始まり、コンクリートや鉄・樹脂などの部材も価格上昇しています。

 

人件費も毎年上がり続けており職人さんの手間賃も1人工2万円を超え3万円に近づく状況です。

 

資材と人件費の高騰により住宅の建築コストは上昇し続け、ここ数年で3割程度上昇しているように感じます。

 

かつて2500万円で取得できた住宅も今は3000万円を超え3500万円に近づいています。

 

土地と建物合わせれば4500万円~5000万円という状況に住宅建築希望者は「フルローンだと返済は厳しいな・・・少し様子を見よう」となっているのかもしれません。

 

大手ハウスメーカーでは坪単価100万円を超えるのが一般的であり、メーカーによっては120万円を超える坪単価になるケースもあるようです。

 

世界的なインフレや円安による原材料高と人材不足が大きな要因ですが、今後もこのような状況に変わりはないので建築価格が下落する可能性は低いと予想しています。

 

何年か前に住宅を建築していた方は良いのでしょうが、これから住宅を建築する予定のある方には頭の痛い話です。

 

私達は造る住宅も世界の情勢により上昇基調にあります。

 

安易な価格転嫁は私の目指す所ではありませんが、ここ数年の収益悪化を考慮すれば必要最小限の値上げは必要だと考えています。

 

会社が存続出来る必要最小限の利益をいただき何がなんでも会社を存続させる!

 

 

 

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