物を売ろうとするから売れない!?
2024.06.29
どの時代にもマーケットがあり、物が売れる仕組みが存在しました。
戦後間もない頃には食料品は貴重であり、国民の大半が食料を手に入れる為に奔走していた時代でした。
高度成長期には電化製品を買う人達が殺到しテレビや洗濯機や冷蔵庫が飛びように売れました。
バブルの時期には、高級外車や高級な宝飾品を追い求める若者が溢れた時代でもありました。
上記の時代に全て共通している点は、その物を欲しいという欲求を人が持っていたという点です。
こうした過去の時代に対し現代の世の中は物が溢れており、その物が欲しいという人の欲求は薄れています。
つまり、物を売ろうとすればする程売れないという現象に陥っているのです。
例えば、ショッピングモールの衣類などは定価の70%オフになっていても、誰も振り返りませんし購入者が殺到する事もありません。
今の時代は物を売るのではなく、その物を手に入れた時にどう感じるか?を説く必要性があるのです。
つまり、物を所有する欲求を満たすのではなく、物を手に入れた結果どのような人生が待っているか?という考え方がキモなのかもしれません・・・
私達は住宅を売る会社ではありません。
私達が造る住宅に住んでいただく事で、そこに暮らすご家族がどう感じていただけるか?を重要視しています。
高性能な住宅は住んで快適であり、大切な家族が健康に暮らせます。
家族が健康で暮らせれば、それ以上の幸せはないのです・・・