自身の利益よりも相手の利益

2023.12.31

今年も最後の1日となりました。

 

 

高性能住宅の建築とアフターサービスに汗を流し1年があっと言う間に過ぎ去ります。

 

 

私達は住宅を建築するのが主な仕事ですが、住宅建築を通じお客様にこう感じてもらいたいと考えています。

 

 

それは

 

 

「オカケンを選んで良かったね!」です。

 

 

この言葉の裏側には、お客様がマイホームに満足しているのはもちろん、弊社が行うアフターサービスにより幸福感を感じている点があります。

 

 

人は幸福感や満足感を得ると人に話したくなります。

 

 

「この前住宅を建築したんだけどさ・・・」

 

 

「建築してくれた会社のアフターサービスがね・・・」

 

 

私達はこうした口コミにより商売が続いているのも事実です。

 

 

結果を求めず相手の為に尽くし天命を待つ!のがオカケンホームの基本姿勢です。

 

 

 

 

 

全ての縁を大切にする

2023.12.30

私は人との縁を重んじる古い人間です。

 

 

弊社を訪れるお客様や協力してくれる業者さんや職人さんとの縁も大切にします。

 

 

不義理な事はせず、相手の立場に立ち相手主導で物事を前に進めるので時には損する事もありますが、こちらが損しても相手に損をさせる事はしません。

 

 

弊社で働く社員も何かの縁で入社しているので社員との縁も大切にしています。

 

 

「業者さんや社員の立場に立った時に私ならどう考えるか?」と私は考えます。

 

 

このような考え方になれば、社員が離職する確率は格段に減るのはもちろん、協力業者さんの入れ替わりも激減します。

 

 

私は弊社を取り巻く全ての人との縁を大切にし、調和を持ち物事を前に進めています。

 

 

なので、人とトラブルになるケースはほとんどありません。

 

 

世の中一番面倒で気苦労が大きいのが人間関係です。

 

 

この人間関係さえ上手くいけば、商売が上手くいかないはずがないのです・・・

 

私の考え方は少々特殊なのかもしれませんが、自身のエゴを捨てれば全ての物事は上手く進むのが世の常です。

 

 

仕事や家庭はもちろん、親子関係や兄弟の関係も良好になるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初心貫徹でいられるか

2023.12.29

何事にも基本があり初心を貫徹するのは非常に難しいと言われています。

 

 

本当にそうでしょうか?

 

 

私の答えはNOです。

 

 

その理由は、時が経過し頭で考えれば思考が変わるからです。

 

 

私は何事に対しても初心を書き記し毎朝その初心を言葉に出して唱えています。

 

 

そして願いが叶ったものは唱えず、未だ叶わない内容を唱えます。

 

 

こうする事で初心は何年、何十年も変わらないので貫徹出来ます。

 

 

家造りについても初心を貫く精神は同じであり、注文住宅一筋、高性能住宅造り一筋、万全のアフターサービス一筋です。

 

 

理想を言えばきりがありませんし、頭で考えれば別の理想が思い浮かぶのが人間の性質なのかもしれません。

 

 

 

遊びでも私は同じ思考です。

 

 

理想の波乗りのスタイルになるまで考えを変えるつもりは一切ありません。

 

 

初心を貫徹できる頑固な頭も時には必要である!

 

高性能住宅の欠点

2023.12.28

高性能住宅にもいくつかの欠点はあります。

 

 

それは、室内の音が響きやすいのと空気が乾燥しやすいという問題です。

 

 

音の反響はラグマットやカーペット、カーテンなどの吸音材で防ぐ方法や勾配天井にしたり室内の内装材に板を張るなどの対策があります。

 

 

空気の乾燥については、冬季になると湿度が40%を下回るケースもあるので加湿器を利用する方法が一番効果があります。

 

 

この他には室内に洗濯物を干したり、第一種換気システムを採用し湿気を室内へ戻す方法もあります。

 

 

音や湿度の問題は、引っ越しして1年目は気になりますが2年目以降は体が慣れるせいか、あまり気にならなく方も多いようです。

 

 

高性能住宅の良い内容ばかり公開するのではなく欠点も公開する必要があるのです。

 

弊社実験棟も1階と2階に加湿器を配置しています。

 

 

水をたっぷりと注いでも数時間で水がなくなっています。

 

 

湿度が高くなるとウィルスの繁殖を防ぐだけでなく、体感温度も少し高く感じるメリットがあります。

 

 

 

 

最小限の投資で最大限の利益を確保する

2023.12.27

ビジネスの基本である事の1つに「最小限の投資金額で最大限の利益を確保する」という理論があります。

 

 

この内容は京セラ創業者である稲森さんの言葉であり、私もこの考え方と同じです。

 

 

ビジネスの基本はスモールビジネスなので、少額の投資金額で利益をどこまで上げられるか?がカギになります。

 

 

つまり、大金を投じて行うビックビジネスという手法もありますが、失敗するリスクが高くなるので私達のような中小企業には向いていません。

 

 

私は商売を行う上で、出来るだけ費用がかからないような手法や手段を取っています。

 

 

なので、端から見れば地味に感じるかもしれませんが、継続するとこれが一番長続きして効果も漢方薬のように効いてきます。

 

 

投資資金の大小で勝負するのではなく、誰でも出来る事を誰も出来ない位やるのが私のスタイルです。

 

ビジネスの考え方は経営者によって全く異なります。

 

私は地味で地道なケチケチ経営者なので、お金をかけず商売できる方法を選択します。

 

「お客様に120%満足してもらえる為には何をするべきか?」を考えれば道が見えてくるのです。

 

 

趣味は安い遊びなのか?

2023.12.26

私の趣味はすでに皆様ご存じかと思います。

 

①バイク

 

23歳の時に大型二輪の免許を取得しハーレーに乗り始め30年以上が経過します。

 

バイクの購入費用はお安くありませんが、2年に1回の車検代と修理費用だけなので思いのほか安い趣味に感じます。

 

改造や交換するパーツなどは高価な新品ではなくオークションで安価な部品を探して調達しています。

 

②波乗り

 

1年を通じ茨城の大洗への波乗り修行は37歳の時から始め18年続いています。

 

「サーフィンのどこが面白いんですか?」と聞かれる事がありますが私は「何でしょうね?海へ入ると心がスッキリするところかな・・・」と答えます。

 

往復の燃料費と高速代はかかりますが、複数人で割れば気になる金額ではありません。

 

サーフボードやウエットスーツもネットで安価な商品を見つけては購入しています。

 

なので、高額な費用がかかる趣味でもありません。

 

 

③ゴルフ

 

20歳でゴルフを始め35年が経過しますが一向に上達しません。

 

ゴルフクラブやウエア、プレー費などをトータルすると一番お金がかかる趣味の部類に入ります。

 

一時期ゴルフから離れていた時もありましたが、近年は力を入れ練習しコースへ足を運んでいます。

 

ゴルフを継続している理由は、60歳を超えても出来るスポーツである事や人との出会いや社交場的な要素もあるので続けています。

 

毎日200球程度の練習は欠かさず1年365日休みません。

 

ハワイ旅行中も練習します。

 

私の3つの趣味は20代30代から始めましたが60歳を超えても継続する予定です。

 

大金を投じる趣味よりも、安価で継続出来る趣味を選択しているのも私のケチケチな性格に合っているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軒・庇がある家とない家

2023.12.25

住宅の外観は様々であり各社オリジナルのデザインで住宅を建築します。

 

 

デザイン性を重視するあまり軒や庇がない住宅や軒が深すぎる家も存在します。

 

 

軒や庇がないと夏季の太陽の日射が開口部から直接入るので室温が上昇するデメリットがあります。

 

 

これとは逆に軒が深すぎると冬季の太陽の日差しが室内に入りにくいので日射による暖房効果を得られません。

 

 

このように、軒や庇は夏至や冬至の太陽高度を基準とし適度に配置するのが住宅設計の基本です。

 

 

しかし、住宅建築関連の雑誌を見ていると住宅設計の基本が守られていない家が数多く存在します。

 

 

なぜでしょうか?

 

 

これは、設計者のエゴが強く反映されている可能性が高いと予想出来ます。

 

 

私は設計者の1人として正しい住宅設計をしたいと考えています。

 

 

理想の住宅設計ではなく、正しい住宅設計を目指すのが弊社の考え方です。

 

実験棟の軒の深さは夏至や冬至の太陽高度を計算し配置しています。

 

 

夏の暑い日差しはカットし冬の暖かい日差しは室内の奥まで取り込める設計です。

 

 

見た目がどうのデザインがどうの・・・という次元ではありません。

 

 

そこで暮らすご家族の事を考えれば正しい住宅設計以外の選択はないのです。

 

冬季に入る太陽の日差しで暖まる床板の温度は40℃を超えるので相当な暖房効果を得られます。

また、開口部が多すぎると耐震性能が劣るので耐震性能も確保しつつ、最大限南の開口部を大きく設計するのも弊社の特徴です。

 

 

正しい家造りをしていれば人は戻ってくる

2023.12.24

私達の家造りに協力してくれる業者さんは約30社あります。

 

 

職人さんの数となると100名を超える人達が私達の家造りに賛同し協力してくれます。

 

 

しかし全ての職人さんが弊社に対し良い印象を持っているとは限りません。

 

 

「最近のオカケンは、あまり良くないよね・・・」と感じている職人さんもごく少数ですが存在します。

 

 

そうした人達は私達の元から去り別の会社の仕事をするようになります。

 

 

このようなケースは過去にありましたし、ごく自然な流れなので問題ではありません。

 

 

そして、同業他社の仕事をしてみると「やっぱりオカケンの仕事が良かったのかな?」と感じ弊社へ戻って来る職人さんもいます。

 

 

約10年間他社の仕事をしていた職人さんが「オカケンの仕事したい!」というケースもあります。

 

 

正しい家造りをしていれば人は必ず戻ってくる!

 

来る者拒まず去る者は追わず、という言葉がありますが私もその考えです。

 

 

来る者には理由があり去る者もしかりです。

 

 

どんなに正しい家造りをしていても、こうした世の中の摂理は変えられないのです。

 

 

 

ファッションにも挑戦する

2023.12.23

私は何にでも挑戦するタイプであり、仕事や趣味でも挑戦し続けています。

 

 

約2年前、私は人生で初めてGジャンを買いました。

 

 

今までは「Gジャン?おじさんが着ても似合わないよ・・・」と考えていましたが、いざ着てみると・・・

 

 

「あれ、いけるかも・・・」という事で人生初のGシャン購入に踏み切りました。

 

 

その後、追加で2着のGジャンを購入し着ていたのですが、また新しいのを見つけ手に入れました。

 

 

それがコレ!

 

 

リーバイス2ndモデルをベースにビンテージ加工されたモデルです。

 

 

リーバイスオリジナルのビンテージは価格が高く手が出ませんが、国内メーカーの現行品で当時のディティールを取り入れて現代風にアレンジしてあります。

 

 

私のようなおじさんが着ても全く違和感のないGジャンです。

 

 

食わず嫌いだったGジャンですが今は大好物になりました!

 

 

挑戦してみると新しい世界が見えるのがファッションの面白い所です。

 

 

 

 

ローコスト住宅はどこへ行ったのか?

2023.12.22

数年前まで存在していたローコスト住宅は現在消滅したように感じています。

 

 

以前は「坪29.8万円!」をキャッチフレーズに各社安売り合戦をしていた時期もありました。

 

 

しかし、近年こうした安売りを武器にするローコスト住宅は、お目にかからなくなったのです。

 

 

なぜでしょうか?

 

 

答えは2つあります。

 

 

そもそも、坪29.8万円で住宅が建築出来る訳はなく、オプションや別途工事、追加工事をプラスすれば坪40万円位になってしまう事がユーザーの間で明らかになったからです。

 

 

また、資材の高騰により製造原価も上昇した昨今、坪29.8万円で宣伝しても実際には坪60万円以上となってしまったのでは、ある種の詐欺行為になる可能性があると判断したのかもしれません。

 

 

つまり、ローコスト住宅というものは、現実的には安価で建築出来る訳ではないという事が認知された結果、住宅建築市場で淘汰されたと考えるのが正しいでしょう。

 

 

数多く存在したローコスト住宅を建築していた会社は現在も存在しますが、各社全く別の売り文句で告知活動しています。

 

 

以前は「坪29.8万円!」の会社も今は「冬暖かい住宅を・・・」へ舵を切っています。

 

 

安売りを得意としていた会社もやっと住宅造りの基本に気がついたのかもしれません。

 

 

 

 

 

最新情報