使用する木材は減らせるか?
2023.04.11
木造住宅に必要は木材は土台や柱、梁などの構造材と間柱やまぐさ、野縁や胴縁などの羽柄材で構成されています。
木材価格の高騰は前回お話しましたが、私はこんな事も考えています。
「木材の価格が高いなら使用する木材を減らせばいいんじゃないの?」
もちろん、使用する木材が減らせれば、その分価格は下がる傾向にあります。
しかし本当にそんな手品のような事が出来るのでしょうか?
答えはYES&NOです
その理由は、木造住宅のイロハを知っている建築士なら、不必要な部材を選別出来ます。
しかし、木造住宅の知識が乏しい建築師はこれが出来ません・・・
つまり、本物の知識がある建築士であれば、不必要な木材を選別しコストダウン出来る訳です。
もちろん私がどちらに入るかは皆様ご存じかと思います。
不必要な木材を見つけ出し、徹底的にコストダウンする!
この柱は本当に必要か?
この胴縁は本当に必要か?
など、木材の選別には構造体の耐震能力や造作の方法まで知らないと出来ないのです。
私は大工の経験がある一級建築士であり、木造住宅の設計と建築は累計300棟を超える経験があります。
26年を超える木造住宅建築の経験値から家造りを徹底的に見直しコストダウンに取り組んでいます。