トヨタの経営判断
2023.02.6
約1年前までトヨタ自動車は電気自動車ではなくハイブリッドカーをメインに押し出す経営方針でしたが、脱炭素社会へ向けた動きは予想よりも早く、世界の自動車業界から孤立していました。
これに対しメルセデス社は、いち早く全ての車をEVにすると宣言しました。
その後トヨタは考えの一部を変更し「EVにも力を入れる!」と宣言しましたが、1年の遅れを取り戻せるか?が注目されています。
あのトヨタも経営判断を変更するのですから私達のような中小企業は誤りの連続であったとしても何の不思議でもありません・・・
つまり、石油やガスを燃料としている住宅を今も建築している会社は数多く存在しますが、このような考えも変更せざるおえない事は念頭に置かなければなりません。
仮に近い将来自動車の大半がEVになったとします。
こうした社会では1台のガソリン車が走っているのが珍しい光景に映ります。
住宅に関しても大半の住宅がCO2を排出しない世の中になった時、1件の住宅が化石燃料を燃やしている様子も異常に見える訳です。
つまり、脱炭素社会は予想よりも早いスピードで進んでおり私達のような中小企業も未来の社会へ向けた対策が急務なのです。
もちろん私達は26年前からCO2を排出しない住宅を造っているので何の対策も必要ありません。
また近年、世の中で騒いでいるZEH(ゼロエネルギー住宅)の基準に関しても、私達はZEHを上回る性能の住宅を26年前から建築しています。
未来を予測し早期の経営判断をするのが私の考え方です。
会社の経営判断は世界の流れや日本の行く末、大国の動きやエネルギー問題など様々なエビデンスを頭の中に入れて考える必要があります。
更に世界のトレンドも重要です。
非常に重要な経営判断・・・
会社のトップのやるべき重要な仕事は、まさにコレなのです。