実験棟の室内温度の様子
2021.12.19
昨日は厳しい寒波により朝8時頃の外気温は4℃でした。
実験棟の玄関ドアに取付してある温度計です。
そして、建物の中に入ると・・・
ダイニングにある温度計の室温は20.8℃でした。
洗面所の温度は20.9℃
2階の寝室は19.2℃
和室は19.3℃
1階2階共に温度差は1℃程度であり、南に面するリビング・ダイニングと北側にある和室や洗面所の温度差も1℃程度でした。
家の中の温度差がほとんどないのは、床下暖房システムと室内の空気が移動する室内通気層、全熱交換第一種換気システムによるものです。
この3点セットの他にも内外ダブル断熱や真空トリプルガラス・樹脂サッシも関係しています。
ただ単に住宅の断熱性能を高性能化しただけでは、このような温度差のない室温にはなりません・・・
様々な住宅の工法や性能を組み合わせ、暖房の方法や空気の流れを制御しなければならないのです。
驚くのは、こうした温度差のない室内温度になっているのに室内の空気は一切暖房していない点です。
室内の空気を一切暖房していない???
「はい!弊社の暖房方法は6面輻射式です」
6面輻射式暖房の暖かさは、弊社実験棟の体験宿泊で体感出来ます。