ワークマンから学ぶ
2021.03.31
作業服販売でおなじみのワークマンですが、今年も勢いが止まりません。
近年のワークマンは、作業服の販売だけでなくアウトドアやランニングのウエアも販売しており売れ行きが好調です。
国内の店舗も約1000に近づき、数年後には1000店舗を超える勢いがあります。
また、既存のワークマンに続き、ワークマンプラスやワークマンレディース、ワークマンシューズやワークマンレインといった専門店も出店しています。
さて、好調なワークマンですが、今までの道のりは順風満帆だったのか?というとそうではありません。
2008年のリーマンショック時に作業服の販売が大幅に落ち込み、会社は大きな打撃を受けました。
その後、プライベートブランドの開発に舵を切り作業着だけではなく、新しいジャンルのウエア販売を始めたのがきっかけで業績が上向き始めました。
どんな商売でも、良い時と悪い時があり悪い時にどのような対策をとるか?が未来の会社の行く末を左右します。
現在勝ち組のワークマンにもピンチはあったものの、このピンチをチャンスに変えた訳です。
さて、私達のような地方の住宅建築業界も昨年から不況の風が吹き荒れており、非常に厳しい状況は未だ変わりありません。
このピンチをチャンスに変えられれば、会社の未来は明るくなりますが、切り抜けられなければ生き残る事は出来ません・・・
私もこの不況を何とか生き残るべく約10年前からいくつかの策を講じています。
お陰様で、昨年も今年も売り上げ減にはなっておらず、何とかしのげている状況です。
パナソニック創業者である松下幸之助さんの言葉にこんな名言があります。
「好景気良し、不景気更に良し」
この言葉の意味は、好景気には会社の問題を改善する時間はないが、不景気には会社の問題点を改善する時間があるという事です。
会社の問題点を改善すれば、作業の効率が上がったり、利益率が上昇する事もあります。
カリスマ経営者は見る所が違います・・・
私は凡人経営者ですが、誰にも負けない継続する力があります。
1つの事を決めたら石に噛りついても継続し雨が降っても風が吹いても不景気が来ても良質な家造りを続けます。