大は小を兼ねない!?
2020.12.23
大は小を兼ねるという言葉があります。
大きいものは小さいものの代わりになり、幅広く役に立つという意味がありますが本当にそうでしょうか?
これは昔話であり、現代の世の中では当てはまらないと感じています。
上場している大企業から地域の中小零細企業まで会社の大きさは様々です。
大きな会社は小さい会社に勝っているかというと、そうではありません。
住宅建築業界に例えれば、大手ハウスメーカーで下記のような良質の住宅を建築している会社はほぼゼロです。
Q値1.0以下
C値1.0以下
耐震等級3
全棟気密測定
このような高性能住宅を大手ハウスメーカーは建築していないのが現実です。
しかし、地域の中小工務店は上記のような高性能住宅を建築している会社はごくわずかですが存在します。
つまり、小さな会社が資産価値のある住宅を造るのに対し大きな会社は造れないのです。
全く大は小を兼ねていないのが現実です・・・
施工棟数や売り上げで比較すれば、大手の方に軍配が上がります。
しかし、住宅の価値で比較すると大手よりもこだわりのある零細企業が造る住宅の方が価値があるケースもあります。
私達はどんな大企業が造る住宅よりも資産価値があり良質な住宅を造る集団です。