リセッションで生き残れる会社とそうでない会社
2020.10.20
企業の淘汰はどの時代にも常にあります。
しかし今年のような世界大恐慌以来の不況下では、想像を絶するスピードで淘汰の波が次から次へとやってきます。
このような状況で強い中小零細企業は
多店舗展開せず、地道に1か所で営業
運転資金の借入がほとんどない
社員数が同業他社に比べ少ない
無駄な宣伝広告をしない
マーケットから顧客を得るのではなく、紹介によりビジネスになる
などがあり、上記の内容と逆なのが厳しい会社となります。
さて、では私達の会社は?
もちろん上記の内容に当てはまる会社であり、この不況下でも受注が順調に続いており、不況の影響は最小限に留めています。
実は今から10年位前にこの私も多店舗展開を考えていた時期もありました。
場所は高崎と太田・伊勢崎・前橋の4拠点にしようと考えていたのです。
しかし、万が一の事を考え多店舗展開するのをやめ本社1か所での営業に舵を切ったのです。
もしも、あの時県内4拠点にしていたら社員は今の4倍となり必要となるおカネも4倍で1億円以上の運転資金が必要だったでしょう・・・
当然受注の為に莫大な宣伝広告費をかけてマーケットから受注するスタイルになっていたと予想出来ます。
当時の私の判断は今になってみれば合っていたという事になりますが、この私も舵の切り方を危うく間違えていたかもしれないのです・・・
ビジネスの世界は、トップの判断で右にも左にも動きます。
しかし、この判断がマーケットでマッチしない時代が来ると大きな痛手になります。
私はビクビクと怯える子ネズミのような経営者なので今の経営が一番合っているのです・・・