ウィルスと換気量の関係性
2020.03.18
住宅には計画換気が義務付けされています。
換気の種類は様々ですが、一体どの位の換気量が必要なのか?算出してみます。
換気量の算出方法は大きく2つあります。
1つは、1人当たり30M3必要なので、家族が4人であれば30×4=120M3が必要です。
もう1つは、室内気積の0.5回換気という計算方法です。
35坪(115M2)の住宅の場合115×2.4(天井高)÷2=138M3
2つの方法から120M3~140M3が1時間当たりの必要換気量と予想出来ます。
さて、一般的に建築されている住宅のほとんどが第三種換気を採用しており、上記の換気量で室内の空気を入れ替えています。
では、私達が造る住宅の換気量はどの位かというと・・・
35坪前後の住宅の場合、200M3~230M3の換気量となっています。
一般的な住宅の換気量と比べると1.5倍~2倍程度の換気量になっているのがわかります。
第一種換気の場合、換気による熱ロスが最小限に出来るので換気量をアップしても問題ありません。
また、室内のウィルスの繁殖も換気量を大きくする事で防ぐ効果も期待出来ます。
新型コロナウィルスの繁殖も換気量が少ないと問題である事が指摘されています。
窓を開けなくても、1時間あたり200M3以上の換気をしている住宅を造るのも当社の特徴です。