損益分岐点と希望的売り上げ額

2018.11.1

どんな会社でも損益分岐点が存在します。

 

 

売り上げが確保できなければ赤字なる数字が損益分岐点であり、会社にとって非常に重要な数字になります。

 

 

この損益分岐点を理解していない経営者は少なくありません・・・

 

 

「この位売り上げがあれば利益が出るのにな~」

 

「今よりも10%売り上げアップすれば会社の運営が楽になるのにな~」

 

「あと2棟多く施工すれば、社員の給与をアップできるんだけど・・・」

 

 

とこのような希望的な数字を掲げる経営者は多く存在しますが、自社の損益分岐点を緻密に計算する経営者はそう多くないのが現実です。

 

 

 

私は損益分岐点を出来るだけ低く設定する経営者なので、施工棟数が大幅に下がっても会社を運営できるようにしています。

 

 

 

そして、次年度の2つの売り上げを予想します。

 

 

 

今よりも売り上げがアップした場合と今よりも売り上げがダウンした場合です。

 

 

2つのパターンを予測する事で、どちらの売り上げになっても会社が赤字にならないよう準備します。

 

 

 

だって、来年の売り上げを予想したところで、あくまでも希望的観測でしかないからです・・・

 

 

 

 

売り上げや利益の目標を立てるのは悪い事ではありません。

 

 

しかし、売り上げや利益を最重要に考えると、お客様の満足度は下がり、社員の負担も大きくなる可能性が高くなります。

 

 

損益分岐点を出来る限り下げ、少ない売り上げでも利益を確保できる体制を作り、社員の負担を軽減したりお客様の満足度を上げる必要があるのです。

 

売り上げアップすれば良し!

 

売り上げダウンしても問題なし!

 

 

 

 

床板が冷たく感じない住宅の造り方?

2018.11.1

私は今から約12年前にある問題に直面しました。

それは、どんなに高断熱化した住宅を建築しても1階の床板付近が寒く感じるという問題でした。

この問題を解決すべく、来る日も来る日も考え続けました・・・・

そして、ある年の元旦に「これだ!これで、床板が冷たくならない家が出来る!」と妙案を捻出したのですが、「換気がな~・・・」と換気の問題にブチ当たりました。

タイミングよく、この時にある建材屋のオッチャンがから「長野で床板が冷たくない家を造っている会社があるよ!」と情報が入りました。

私は早速その会社へアポイントを取って行く事になりました。

 

雪の降る寒い長野駅からタクシーでその会社へ行き住宅展示場へ到着。

そして、室内へ入ると「何なん?この暖かさ?床板が冷たくないけど何で?」と感じた後、社長さんからその会社の工法をレクチャーされました。

そして、私達が建築する住宅の原型になる工法を学んだのです・・・

あれから12年が過ぎ、改良による改良を重ね現在の工法に進化しています。

安易に床下にエアコンを設置して暖房しても、床面の1面暖房では私達の造る住宅のような快適性は実現できません・・・

私達は床面を含めた6面輻射式暖房を取り入れています。

私達は、高気密高断熱住宅を造り続けて10年、その後6面輻射式暖房住宅を造り12年、計22年間のデータや経験値があるのです・・・

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