かつてない天井の断熱と排熱手法

2018.09.26

住宅の2階の天井は石膏ボードを張り、その上には木下地があって断熱材が施工されているのが木造住宅の一般的な作り方です。

これは木造住宅造りの基本であり、こうした作り方以外の方法を取り入れている会社はありません。

しかし、私達はこうした工法の問題点を見つけ別の方法で施工しています。

別の方法???

一般的な2階の天井の施工方法では、石膏ボードが熱を蓄熱して内装材の表面温度が上昇してしまうという問題が起きます。

この問題を克服する為に私達は下記の方法で施工します。

天井の石膏ボードと断熱材を密着させず、空気の層を設けます。

この空気層に換気システムの排気のグリルを取付けて空気の流れを作ります。

こうする事で、石膏ボードの温度が上昇するのを排気により防ぐのです。

こんな面倒な工程で施工する建築業者は存在しませんし、こうした問題に気が付く建築人もほとんどいないのが現実です。

どんな面倒な工程や施工でも住み心地の良い家を造る為なら1ミリの妥協もしないのがオカケンスタイルです。

この実験棟も上記のような施工をしているの、夏季でも内装材の温度が排熱により上昇しません。

室内の表面温度を上げずに済めば室温をそれ程下げなくても快適に過ごせます。

室内の温度は25℃~28℃位で十分快適に生活できる家造りをしています。

誰も造らないような唯一無二の住宅を造るのが私達の使命だと考えています。

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