売り上げ至上主義
2024.11.11:
世界の人口は増加し続けていますが日本の人口は減少傾向です。
人口が増加すれば企業活動は競争原理に基づき売り上げ至上主義になりやすい傾向にあります。
企業がビジネスで競争する事は決して悪くありませんが、その企業で働く社員の身になれば社内でも同じように売り上げ増を目的とした社内風土になるのは、あまり良いとは言えません。
日本人の特徴である互助の精神や人を思いやる気持ちは世界的に高く評価されており、こうした日本人特有の精神に目が向けられる新しい時代に入ったように私は感じます。
私の商売哲学の中には近江商人の考えが刻み込まれています。
それが三方良しの精神です。
お客様良し
協力業者さん良し
オカケン良し
この三者全員が良しになるよう私は注意しながら商売を進めています。
こうした考えに基づくと売り上げ至上主義にはなりません。
常に相手の気持ちになって物事を進める事で商売になりつつも、全ての人が得をする不思議な好循環が生まれます。
たくさん売り上げても大きな利益を捻出しても、ただそれだけの事であり関係する人達が得をしないのであれば問題なのです。
旅行中の昼食の様子です。
1つのロコモコを2人で分け合います。
2つ注文する事も可能ですが、1つを分け合い腹八分目にします。
1人1つ食べたところで満腹になるだけで健康にはあまり良くないのです・・・
商売も自身も腹八分目位が良いのかもしれません。