それは本当に注文住宅?
2025.03.22
家を購入しようと考えた時にまず、建売か否かで悩まれると思います。
もし建売以外を選択した場合は、規格型住宅かセミオーダー住宅かフルオーダー住宅かという選択肢になります。
・規格型住宅
デザインや間取りのパターンが決まっており、設備や建材なども指定されたものから選ぶスタイル。
セミオーダー住宅よりも自由度は低いですが、自分好みの住まいに仕上げることも可能。
割安な建築コスト、工期が短いのも特長。
・セミオーダー住宅
デザインや間取りは自由に決められますが、設備や性能などの一部に指定したものから選ぶという制限があります。
フルオーダー住宅ほど自由度は高くありませんが、規格型住宅よりもこだわって建てられるのがセミオーダー住宅の特長。
・フルオーダー住宅
完全自由設計の注文住宅のことです。
デザインや間取り、設備、建材もこだわって選びながら、オリジナリティのある自分好みの家が建てられます。
建築コストは上の2つより高い傾向にあります。
このフルオーダー住宅を本来は注文住宅と呼ぶのだと思いますが、実際は規格型やセミオーダーも注文住宅と呼んでいる風潮がある様に感じます。
実際のところ、フルオーダーで住宅を建築している会社は本当に少なく、ほとんどの場合何らかの制約があります。
理由は家を建てる為の建材や仕上材などはとても種類が多く対応しきれない事と、担当者の知識不足や経験不足が原因だと思います。
注文住宅を謳っている会社で契約をしたが、間取りは自由に決められたものの、仕様の打合せに入ったらオプションだらけで、選択肢が少なく、好きな物を選んでいくと高額になってしまった!
なんて話をよく耳にします。
「それなら自分で買って持ち込みします!」と言った場合も追加料金が発生する事が多いようです。
これでは実際のところ注文住宅と呼べませんね。
その様にならない為にも契約前にどこまでの自由度があるのか、しっかりと確認をしましょう!
ちなみに当社の場合は住宅のランニングコスト、性能、住み心地に関わる部分については変更する事が難しいのですが、それ以外の事についてはとても柔軟に対応をしております。
また経験豊富なスタッフが、お客様の要望を聞きつつプロ目線で客観的にアドバイスをさせて頂きますので安心して家造りが出来ると思います。
tanaka