そんなに簡単ではない
2022.11.11
最近では周りを見渡せば、高性能の住宅を謳う建築会社さんが多くなりました。
やはり世の中の流れを考えると当然のことだと思います。
しかし、高性能住宅にも様々な種類があり、中には高性能住宅だけど住み心地が悪く光熱費が高い住宅も多数存在します。
例えば、室内の音の反響が半端じゃない、高性能なのに室内で結露が出る、過乾燥でのどが痛い、ランニングコストが全然安くない、床下にカビが生えてきた。。。
などなどです。
ダブル断熱
トリプルサッシ
Low-Eガラス
第一種熱交換器採用ですべての住宅の風量測定
高気密ですべての住宅の気密測定
基礎断熱
基礎一体打ち
土台、柱がヒノキ
全館空調
床暖房
上記の内容は高性能住宅でよく採用されているものですが、仮に全部採用していても造り方次第では住み心地の悪い住宅になる可能性もあります。
ここがなかなか分からないところでもあるのです。
当社では25年という長い期間、一貫して住み心地が良く、ランニングコストの掛からない住宅を造るべく、改善を繰り返してきました。
住宅は性能の良い物をただ足し算していけば良い訳ではなく、何かを足せば、それによって何かを引いたり、変更したりする必要があります。
また、職人さんの技量や経験も大きく住宅の性能に関わってきます。
トライ&エラーを繰り返し、そして引渡し後のお客様と向き合っていかなければ本当の高性能で住み心地の良い家は造れないのです。
その為、良い家とアフターフォローは必ずセットになるはずなのです。
本物の高性能住宅を造るのは、そんなに簡単ではないのです。
天井へこんなコマを取り付けている家はおそらく存在しないと思います。
これも住み心地をアップさせる為のオリジナルの工法です。
時代と共に変化する資材や建材なども常に意識しつつ、お客様へ最善な住宅を低コストでお届けする挑戦はこれからも続きます。