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プレカット図面

2020.05.18

図面が決定したら確認申請を提出すると同時に、プレカット図面の依頼をします。
プレカット図面とは、柱・梁等の構造体がどの位置に入るかを図面におこしたものになります。
このチェックはとても重要な仕事で、チェックを怠ると上棟後に現場で寸法が合わないという事がおこるので、当社では3人によるチェックをしています。
CAD担当→現場担当→社長の順にチェックします。
そうする事で、間違い無く現場が進むようになります。

 

前職では、このプレカット図面を作成する仕事をしていました。

CAD担当が入力した図面を私が検図するという作業です。

各メーカーに検図後の図面を提出すると、細かく変更の指示が入ってそれを修正して再度メーカーに図面を送付していました。

今はメーカー側の立場になってプレカット図面をチェックしているので、たまに前職の事を思い返す時があります。

その時に上司から言われた事が、『図面は見るんじゃなくて読むんだよ。』と教えていただきました。

検図をする時には図面を照らし合わせるだけではなく、OHPシートに図面を出力し、それを図面に重ねてチェックもしていました。

自分では完璧と思って図面をチェックしても、第三者がチェックすると変更点が見つかることがあります。

2人によるダブルチェックを行えば完璧と思われますが、3人によるチェックを行うことにより、より正確な図面ができます。

 

 

プレカット図面は15枚ほどある図面をチェックします。それと同時に基礎伏図も書いていきます。
こちらの図面は、お客様にお見せする機会がない図面ですが、1物件の図面の量は、平面・立面図や棚図などを合わせると30枚程になります。
着工1ヶ月前にこの図面を全て最終確認して、現場がスムーズに進むよう、社内で連係してチェックしています。

Arai

 

 

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