住宅はほぼ価格なり
2024.07.12
住宅は低価格から高価格まで幅広い価格帯の家を造る会社が存在します。
同じ様な家に見えても価格は倍ほど変わってきます。
この価格の差は何が関係しているかは容易に想像がつくと思いますが、一番は構造や材料費、そして職人さんの手間費だと思います。
仕上がってみれば家は家なので見た目にはそこまで違いが無いと思います。
しかし、私が思うに価格は家以外にも様々な違いが出る様に感じます。
それは打合せの質や担当者の対応など家を造る事に関わるすべてが価格なりになるという事です。
※例外もあるのかもしれませんが
家の価格が安いという事は全てにおいて時間を掛けられませんし、その分たくさん造らないと割が合いません。
その為、1人のお客様に掛けられる時間は少なく、仕様などは数回でテキパキ決めて行かなければなりませんし、色々な要望に対して融通も効かないと思います。
要するに価格に応じて対応の質にも違いが出るという事です。
では、どのくらいの価格帯であれば自身が納得のいく家造りが出来るのでしょうか。
それは人それぞれなので難しいところがありますが、契約をする前に担当者と何度もやり取りをしながら、譲れない部分などの確認をし、信頼できる担当者なのかを判断する必要があると思います。
例えば担当者が「確認をしておきますね!」と言った事に対して、いつ確認が取れるのかはポイントになるかもしれません。
内容にもよりますが、その日の内や翌日なら安心が出来ますが、1週間も経ってしまえばほぼ忘れているか、相当優先順位が低いという事になりますので、そういった場合は検討の余地があるのかもしれません。
それでも安いから良いと納得して進める分には問題はないと思います。
多くの方は、人生で一番高価な買い物になる家
絶対に後悔はしたくないものです。
しっかりと家造りの核となる部分を持って、焦らずに建築会社を決めて頂きたいと思います。
tanaka