吹き抜けの良し悪し
2023.03.24
当社で造る家の7~8割が吹抜けのある家です。
プランを作成する際に吹抜けをどうするかで非常に悩まれるお客様もいらっしゃいますが、当社では吹抜けがある住宅の方が圧倒的に多いです。
悩まれる最大の原因は冬の寒さだと思います。
通常の家の造りでは、暖気が上昇し吹抜けから2Fへ上がり1Fで暖房しても暖まりにくいのではと考えます。
特に、親御さんからこのようなアドバイスをもらっているケースが多い様な気がします。
しかし、当社の家の造りでは吹抜けがあっても、なくても暖房効率にほとんど影響はございません。
理由は床下エアコンで暖房をして床面、壁面、天井面の6面で輻射熱を利用し暖房をしているからです。
私の自宅も大きな吹き抜けがあります。
今回は実際に生活してみて感じたメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
・家が広く感じる。解放感がある。(遊びに来た友人にすごい広い家だね!と言われます。)
・梁などを入れると色々と吊るせて楽しめる。(吊り下げ式ハンモックやブランコ、植物、照明など)
・大きな観葉植物を置ける
・家の一体感が出る。(誰がどこにいるか分かる)
デメリット
・テレビの音が聞こえにくい
・1F、2Fの音が互いによく聞こえてしまう。(仕事の電話などが来ると、家のどこにいても子供の声などが入ってしまう)
賛否はあると思いますが、私個人的には吹抜けはあってとても良かったと感じております。
しかし、家族のプライベートを重視する方は逆に吹抜けが無い方が良いのかもしれません。
1人1人のお客様としかっりと向き合ってヒアリングをし、最適なプランをご提案させて頂きます。
tanaka