ハウス・オブ・ザ・高断熱窓
2021.02.27
先日、YKK AP㈱様より盾と垂れ幕を頂きました。
こちらは群馬県の西毛エリアでYKK製の高断熱サッシ採用比率が1位だった会社に対して送られる物の様です。
※2年連続です。
当社が採用しているYKK製真空トリプルサッシは、群馬県内で標準採用しているのは当社以外はないようです。
熱貫流率0.96W/(㎡・K)たてすべり出し窓+FIX 16513
※熱貫流率とは1m2当たり、かつ1時間当たりに通す熱量を表し、小さいほど熱の出入りが少なく高性能であることを意味します。
となっていてYKKのペアガラス熱貫流率1.48W/(㎡・K)と比べると約1.5倍の値となります。
トリプルサッシはその名の通りガラスが3枚入っていてガラスの間には
1つがアルゴンガス(空気に比べ熱伝導を約30%抑えます)
もう1つが真空層となっています。
真空層はガラスとガラスの間が0.2mmで微量な分子しか存在しない真空中では熱伝導がほぼゼロになり、対流による熱の移動も起こりません。
その為、強力な断熱効果を発揮してくれます。
真冬の北側のサッシガラス面を手で触れても驚くほど冷たくありません。
結露も最小限に抑えられる優れたサッシです。
おそらく、他の建築業者さんもこの事についてはよくご存じかと思いますが、標準採用されない大きな理由は何と言っても価格ではないでしょうか。
同メーカーの樹脂ペアガラスのサッシに比べ1.5~1.7倍の価格となります。
その為、採用したくても建築費が高額になってしまう為、採用できないというのが本音だと思います。
ではなぜ建築費が高額になると採用できないのでしょうか。
明日へ続く
tanaka