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軒の重要性

2022.07.4

まだ7月が始まったばかりだというのに、連日40度近い猛暑が続き、外にでるのも嫌になるほどの暑さですね。

こんな暑い日でも子供達は毎日登下校で外を歩かないといけないし、現場で作業している職人さんも外での作業になるので、熱中症に十分気を付けながら毎日生活しないといけませんね。

今週の最高気温は30度くらいの予報ですが、30度だと涼しくなるな~と感じてしまうので、気温の感覚がマヒしている気がします・・・。

 

外を歩くときに日傘を差して直射日光が当たるの遮って暑さを軽減させるのと同じように、室内にも直接日差しが入らないように設計をしないと室温がどんどん上昇していきます。

その為、当社では夏至と冬至の日差しの角度を確認しながら軒の出の寸法を決めています。

 

リビングの南側の軒は約2.4Mでています。

この大きな軒は夏の日差しをシャットアウトしてくれるだけでなく、ウッドデッキでくつろぐ時にも日差しがあたらず心地よい風にあたりながら休憩する事ができます。

また、洗濯物を外に干して出かけてしまった場合、この時期に多い天気の急変で大雨が降ったとしても、洗濯物が濡れる心配がありません。

 

このガラス窓は冬の日差しを入れる役目をしてくれます。

ガラスのサイズも冬至の太陽の角度を確認してサイズを決めています。

 

建売住宅を見ていると、南の掃き出し窓にシャッターはついているのに、軒がない家を見かけます。

シャッターを閉めても日差しはシャットアウトできますが、家の中は真っ暗になってしまいます。

正確な寸法で軒を出すことにより、夏も冬も快適に過ごせる家になります。

 

Arai

 

 

 

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