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普通はできない!

2025.03.8

ここ数週間でお客様から私へ直接いただいたご連絡(クレームや相談など)について

 

・TVフォンが壊れてしまった様で室内子機が反応しない

・IHクッキングヒーターの電源が入らなくなってしまった

・玄関ドアのチェーン鍵を掛けたまま勢いよく開けてしまったら鍵が壊れたので至急対応して欲しい

・キッチンの背面に棚を追加したい

・ダイニングの背面にカウンターテーブルを設置したい

・玄関ホールに古材で台座を作りフックを取り付けたい

・お風呂のシャワー水栓が故障したので交換して欲しい

・メーカーキッチンのハイドアが反ってしまったので調整して欲しい

・サッシのガラスを割ってしまったので交換したい

・クロスの隙間が空いてきたので見て欲しい

・外構工事をしたいので打合せさせて欲しい

・照明が寿命で点灯しなくなったみたいなので同じ様な物を提案して欲しい

・防犯フィルムを貼って欲しいので見積が欲しい

・水栓を止めても水がポタポタと垂れる様になったので交換したい

・子供部屋にエアコンと取り付けて欲しい

・駐車場の量水器の蓋が割れてしまったので交換して欲しい

 

ざっとこんな内容でした。

どこの建築会社さんでも日々連絡が来る様な内容だと思います。

 

LINEなどでアドバイスをしてお伺いしなくてもお客様本人で対応できる事

すぐにお伺いして対応する事

日程を決めて後日お伺いしお打合せをする事など

対応は内容により臨機応変となりますが、すべてのご連絡に対し出来る限り早く動く様に心掛けております。

 

ふと、他社ではお客様からのすべての連絡に対してきちんと対応が出来ているのかな?と思いました。

でも、まず出来ないだろうなーと思います。

 

お引き渡し後のお客様は建ててくれた会社の担当者へ連絡をすると思いますが、その担当者がまず家造りの事を熟知している必要があります。

例えば15年前にお引渡ししたお宅のお風呂のシャワー水栓を交換するにしても、そもそも簡単に交換できるのか、穴ピッチはいくつで、どんな水栓なら合うのかなど事前にしっかりと調査が出来なければ材料すら注文ができません。そこにお客様の要望や金額なども関係しますので工事を済ませるには意外と時間が掛かってしまします。

それに担当者が長年に渡ってその会社に在籍しているのか?という点も疑問です。

 

ハウスメーカーなどは引き渡し後は自社ではなくアフターサービス専門の窓口があるのが一般的ですが、会った事も無いような人とやり取りをする事になるでしょう。

そんなやり取りが続くと、どうせ時間や費用が掛かるからもういいや、とりあえずもっとひどくなったら考えるか。。。

なんて事になってしまいそうですね。

 

 

そうなんです!

現実的には上記の様なお客様からの連絡に対し1つ1つ最適な対応を最短で出来る建築会社などたくさんある訳がないのです。

日常の業務をこなしながら、プラスαの突発的なご連絡に対応をする訳ですから、想像しても大変なのは言うまでもありません。

 

当社の様に会社を挙げて「アフターサービスに全力を尽くすのだ!」と考えている会社は別として、そうでない場合は新築工事がメインで、引き渡し後のお客様は二の次なのが現実です。

 

当社では家の事を熟知する為に入社してもすぐに内勤業務をせず、現場で長い間しっかりと研修を行っています。

いただいたご連絡に対してしっかりと対応する。

当たり前の事ですが、それがなかなか難しいのです。

 

tanaka

 

電気の使い過ぎ②

2025.03.5

先週に引き続き電気のお話です。

上の子が受験生で塾に行くために休日はお弁当を持って行きます。

下の子はスポーツの習い事をしているので、朝早くに出かける時があります。

2人の子供を同時に送り出す忙しい朝の時間。

寒波が来ていた時の朝は室内のエアコンをまずつけます。

ご飯は子供が起きる前に炊けるようセットしておきます。

お弁当を作るのでIH、電子レンジをフル稼働します。

子供が朝ごはんを食べるのに電気ポットでお湯を沸かしたり、髪の毛のセットでドライヤーを使い始めたらブレーカーが確実に落ちます・・・。

 

冬になるとお客様からもブレーカーが落ちてしまうというご相談があります。

よくあるご相談が朝キッチンの家電を使いながら洗濯機を回していると落ちてしまうという内容です。

その場合はカップボードのコンセントが単独回路になっていないコンセントに消費電力が大きい家電製品をさしてしまっていることが考えられます。

消費電力が大きい家電を使う場合は電子レンジ用のコンセント、もしくは家電収納内のコンセント(2口の場合はどちかのみ単独になっている場合もあります)を使うようにしてください。

また、IHは3口を最大で使うと40Aを使う機種もあり、中火と強火では消費電力が倍違います。

朝の忙しい時間に少しでも早く準備を済ませたい!と焦ってしまいIHを3つ強火で使い始める事もあると思いますが、中火からスタートさせてみてください。

 

ブレーカーが落ちないようにする為に・・・

・室内エアコンは家族が起きる前にタイマー設定をして暖めておく

・IHは中火から使用する

・ご飯は起きる前に炊けるようタイマー設定をしておく

・電子レンジ、電気ポット、ドライヤーを使用する時間をずらす

上記を心がけていただくとストレスなく電気を使えます。

 

一度ブレーカーが落ちてしまったら電気の使い過ぎだなと反省するので、節電にもつながります。

1月、2月が一番電気を使う時期ですが、電気代を少しでも安くできるよう工夫しながら生活してみてください。

 

Arai

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり大変

2025.03.1

先週の続きです

 

何から何まで初めてだった私ですが、なぜか根拠のない自信がありました。

それは以前に働いていた会社で営業職をしており、新規顧客の開拓をしていたり、現場では数十人程度の職人さんをまとめる現場監督の仕事をしていたからです。

 

しかし、蓋を開けてみれば着工する前に大失敗をしてしまうのでした。

それは上棟日が三隣亡という日を知らずに選んでしまった事で、お客様から連絡があり「大変な事になっています。近所の人からクレームが入っています」との事でした。

すぐに謝罪に伺ったものの私では収拾が付かず、当時の社長と親方とで再度謝罪に伺い、今後の対応などを話合い、どうにか事が納まったのを今でも鮮明に覚えております。

 

当時の私は三隣亡なんて日の事は全く知らず、ただただ未熟な自分が悔しかったです。

そしてお客様にご迷惑をお掛けしてしまった事に申し訳なく猛省を致しました。

 

 

慣れないせいで打合せの回数も時間もかなり多く掛かってしまいましたが、お客様の寛大な心で受け止めて下さいました。

 

 

当時はこの様にほぼすべての現場で上棟式を行っていました。

お客様に食べ物やお酒などをご用意していただき、現場内で飲食をしながら色々な話をしたのを覚えています。

実際に家を建ててくれる大工さんと話をして人柄や経歴などを知って頂くことで、安心して家造りを任せられますよね。

 

 

現場が始まると工期を長めに取り、しっかりとした丁寧な仕事を心掛け、職人さんにも助けられながら無事に工事を終える事が出来ました。

 

お引き渡し後、私の今後の為に「是非、泊りに来て下さい!」とお話を頂き、遠慮なく宿泊をさせて頂きました。

それが私にとってオカケンの家に泊まった初めての経験となりました。

私が住んでいたアパートとは違い、本当に心地よく快適でびっくりしました。

 

お酒を飲み過ぎてご迷惑もお掛けしてしまいましたが、翌日謝罪をすると「何のことですか?全く問題ないですよ」と本当に優しいお言葉をいただき、ただただ感謝しかありません。

 

 

 

なんでも初めてはありますが、未熟だった私を買っていただき、大切なマイホーム建築を委ねて頂いたことは一生忘れません。

 

その1棟目があったからこそ、今の私があると思っています。

 

これからもお客様に喜んで頂けるような仕事を誠心誠意、頑張って参ります。

 

 

tanaka

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