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マイホーム 制振装置EVOLZ

2024.10.16

マイホームは今回耐震+制振装置の新しい工法を試験的に取り入れました。

(オカケンホームは耐震等級3相当です。)

 

制振装置だけでは、本来の効果が期待できないため、耐震等級3相当の住宅に取付をし効果が発揮されます。

 

マイホームでは、耐震等級3相当+耐震面材+制振装置(制振ダンパーevoltz ビルシュタイン社との共同開発商品)を採用しました。

 

制振ダンパーには金属系、ゴム系と油圧系があります。

 

金属系、ゴム系は中規模の地震時に制振効果を発揮し、油圧系は小規模から大規模地震まで制振効果を発揮します。

油圧系の中でも制振オイルダンパー(evoltz)を採用した決めてとして、

 

・小さな揺れから確実に吸収

 

・弱い揺れから強い揺れにも対応

 

・何度も繰り返す余震に強い

 

・メンテンナンスフリーで耐用年数60年(10年保証、耐久性にも優れた商品)

 

・耐震構造だけでは防げない共振(地震の周期と建物の固有周期が一致した場合に発生する現象で、揺れに従って振り幅が次第に増加していき倒壊に繋がる)の振れ幅も抑制することが可能なため、あらゆる揺れに対して柔軟に働く。

 

 

・わずか3mm程度の揺れから効き始め余震、共振にも効果を発揮する。

 

 

柱と梁にevoltzを設置し揺れを吸収するもので、コストは決して安くはありませんが、大きな効果を期待できます。

 

 

(室内の羊毛断熱材とボードを貼ってしまうためevoltzは隠れてしまうのが残念です。)

 

耐震+制振を組み合わせることで、地震よる損傷を最小限に抑え強度耐久性を向上します。

 

採用する前に展示場で揺れを体感し、evoltzの担当者の方と打ち合わせをし、納得した上で採用を決めました。

 

制振ダンパーが揺れの衝撃を吸収、堅く頑丈な構造を変形させずに、「剛」「柔」を併せ持った住宅となりそうです。

 

家族と長く暮らす家に安心安全で住みたいものです。(一部壁を剥がす必要がありますが、既存宅への取付も可能です)

 

asano

 

 

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