マイホーム 耐震
2024.10.9
マイホームは今回耐震+制振の新しい工法を試験的に取り入れました。
(オカケンホームは耐震等級3相当です。)
日本は地震が発生しないところが無いと言われています。小さい規模の地震は日本中発生していますし、元旦では能登半島で大規模な地震が発生しました。
(群馬県は比較的大きな地震が少ない県ではあります。)
小さな揺れが建物に損傷を与え、大きな地震が来たら倒壊になる可能性があります。
群馬県でオーバースペックなのでは?という意見もありますが、これから来るであろう南海トラフ地震に備えて、耐震等級3相当をよりレベルアップした、住宅を試験的に作りたいと思い、チャレンジしてみました。
建物の外周部に強度と耐久性、透湿性に優れた耐力壁面材ハイベストウッドを使用しました。
土台と梁、柱を構造用耐震面材で固定するため地震の力を受けても建物全体に分散し、高い安定した構造耐力が得られます。(家の損傷を防ぎます)
地震に強く、狂いが出ずらいため、高耐久、高気密性が長期間保つ事が出来ます。そのため、長期間壁のクラックや断熱性能の保持が考えられます。
採用したハイベストウッドという耐震面材は、長期優良住宅でも使用されています。
・透湿性に優れているため屋外に湿気を排出し易い材料です。
・耐水性が高いため施工時少しの雨でも安心。水濡れで性能が落ちてしまう商品もあります。
・壁倍率が高い 2.5倍が多いですが、4倍のものを採用。
(釘サイズとピッチで4倍にもなる)
・最大震度7を想定した実験で無傷。
大きな地震でも倒れない、安心して住み続けられる=生命と財産、将来の生活を維持する家を造りたいと思い、耐震等級3相当レベルに耐震面材と制振装置を実験的に採用してみました。
次回は制振装置について説明したいと思います。
asano