キッチン排水口のメンテ
2024.10.4
キッチンの排水の流れは時間が経つにつれて少しずつ悪くなっていきます。
その原因は配管内やトラップ内に油等が付着する事で起こります。
今回は、長年の蓄積によるつまりの対処方法を紹介いたします。
排水の穴をタオルなどで蓋をします。その後50℃~60℃のお湯をシンクの半分以上まで溜めます。
その後、タオルを取り一気にお湯を排水します。
2~3回ほど繰り返し、排水の流れが変われば汚れが落ちたという事ですが、変わらない場合は、蓄積量が多く汚れが取れなかったという事になります。
その場合は、排水トラップ(大きい赤丸)に油等がヘドロ状になって詰まっている場合がほとんどです。
バケツとタオルを用意し、トラップを外してください。
外し方は写真の大きい赤丸部分にシールが貼ってあり、やり方が書いてあります。
(キッチンメーカーなどによりトラップの外し方は異なります)
小さい赤丸のビス類を外すと、排水とのジョイントが見えます。
その後に、大きい赤丸を外し、トラップとジャバラパイプを掃除します。
汚れを除去し元に戻したら、最初に紹介した方法で再度お湯を大量に流し細かい汚れも一気に流します。
キッチンは油汚れなどを扱うので、汚れが蓄積しやすく必ずその内に溜まってしまいます。
パイプの汚れを落とす薬品などありますが、詰まってからでは効果がほとんどありません。
詰まる前に、こまめに薬品で掃除するか、シンクにお湯をため、一気に流すなどし、詰まり対策をする事をオススメします。
この方法でもつまりが取れない場合もあります。その場合は担当者にご連絡をして下さい。
tanaka