職人さんの違い
2024.06.28
私は建築の業界に入って今年で23年が経過します。
今まで数百人の職人さんと一緒に仕事をしてきました。
前職でも現場監督の様な仕事をしておりましたので、職人さんとは密にやり取りをしてきました。
前職を辞め、しばらくの間は私自身が職人となりアパートの建設に携わっていました。
オカケンホームに入社してからは2年間、現場で職人さんと一緒に仕事をした後に現在の内勤業務をしております。
そんな経験の中で、色々な職人さんを見てきた訳ですが、私の中で良い職人さんの定義があります。
それは、技術力があるのはもちろんなのですが、その上で「自分中心の考えではなく、他の業者さんやお客様の事を考えて仕事をしている職人さんは良い」というものです。
分かり易く言うと、自分の手間が掛かったとしても次の仕事がやり易いように配慮してくれたり
「もっとこうにしたら使いやすいのでは?」とか
「ここはこうに納めた方が後々より長持ちすると思うけど?」などと提案してくれるという事です。
中には「この費用はうちで持つから折角ならこうにしてあげようよ!」などと自腹を切ってまでお客様の為を思ってくれる職人さんもいます。
基本的にはお願いした事をそのまま施工すれば良いのですが、わざわざ手間が掛かる提案をするのは簡単な事ではないと思います。
住宅を造る建築会社のほとんどの場合は、実際に現場作業をするのは外注の職人さんです。
なんだかんだ言ったって家を造るのは職人さんなのです。
良い職人さんがたくさんいる建築屋さんは良い家ができ、そうでない建築屋さんの家は。。。となります。
良い職人さん達が心を込めて造った家には独特のオーラが出ている様に感じます。
当社の仕事をしてくれる職人さんは、みな良い職人さんばかりです。
しかも、職人さん同士とても仲が良いのも特徴で、それもまた良い仕事につながります。
tanaka