住宅ローン減税について
2024.04.19
今回はこれから家を建てようとしている方に関係する内容となっております。
ご存じの方も多いかと思いますが、2024年1月以降に建築確認を受けた住宅から「住宅ローン減税における省エネ基準適合の必須要件化」が適応になります。
簡単にいうと住宅ローン減税を受けるには、家が省エネ基準に適合する必要があるという事です。
詳しくは001614831.pdf (mlit.go.jp)を参照して下さい。
具体的には
①認定長期優良住宅・認定低炭素住宅は ~2025年入居で 上限4,500万円
②ZEH水準省エネ住宅は ~2025年入居で 上限3,500万円
③省エネ基準適合住宅は ~2025年入居で 上限が3,000万円
④省エネ基準に適合しないその他の住宅は 0円
控除率0.7% 控除期間13年
住宅ローン減税はローンの年末残高の0.7%をその年の所得税の額から差し引く減税措置です。
仮に残高3,500万円の場合は×0.7%で24.5万円分の控除を受けられます。
毎年ローンを返済して残高は減っていきますが、13年続きますのでとても大きな減税措置となります。
受けないのはもったいないですよね。
政府とすると、高性能で省エネな家をたくさん建てて環境を考慮しCO2を削減していきたいという事ですね。
当社の家では仕様はそのままで③の「省エネ基準適合住宅」であることの証明書を発行できます。
※「断熱等性能等級」が4以上、かつ「一次エネルギー消費量等級」が4以上であることを証するもの
また、太陽光発電システムを規定量搭載すればZEH水準省エネ住宅でも証明書を発行できます。
目先の価格が安いからといって、契約をしたものの、住宅ローン減税に対応していないとなると大きなマイナスです。
しっかりと調べて後悔をしない家造りをしましょう。
tanaka