ちょっとした違い
2024.02.9
先日、久し振りに群馬県のハウスビルダーが、まとまって掲載されている本を購入してみました。
見ると、どこも個性がありどのビルダーが自分に合っているのか判断するのはなかなか難しいですね。
また、ZEHなどを取得する関係なのか性能面にこだわりを持っているビルダーさんがとても増えている様に感じます。
トリプルガラスのサッシや羊毛断熱など当社が採用しているハイスペックな建材を採用しているところも見受けられました。
時代が追い付いて来た感じがします。(ただハイスペックな建材を使えば良いと言う訳ではありませんが。)
掲載されている施工事例などはおそらく、その会社の最も自信のある写真でどの施工例もとても綺麗で目を引くものばかりです。
しかし、プロの目からはまた違う見方もできます。
それは、言ってしまえば手を抜いているように見える仕事です。
例えば
わざわざリビングのメインの壁にエアコンがドーンと設置してある
コンセントやスイッチがクロスの色に合っていない
変な見切りが多く事前に計画されていた様に思えない
照明の配置やサイズに違和感を感じる
構造材が丸見えな納まりやボルトなどがそのまま見えている
下屋の軒天が張っていないで下地の合板がそのまま見えている
無理やり感や、後付け感のある納まり
などなど
しかし、そこは言われなければ、分からない様な事で、どうでも良いと言ってしまえばそうかもしれません。
ただ、当社ではそういったところも気にする工務店ですので、事前にしっかりと計画してご提案しているので上記の様な事にはなりません。
当社の目指すところはプロから見ても「凄いね!」と言ってもらえる建物です。
そう言った「ちょっとした違い」は実は「凄い違い」なのかもしれません。
tanaka