Staff Blog

誰にでも

2022.12.30

先日お越し頂いたお客様とのお話です。

 

オカケンに来て頂いたキッカケをお伺いしたところ、お父様の紹介という事でした。

 

私が「お父様はなぜ当社の事を紹介して下さったのでしょうか?」と聞くと

 

お客様「ある仕事でオカケンさんの家に行った際に壁に傷を付けてしまい、傷を直す為にオカケンさんと連絡を取って、その後の対応がとても良かったので一度行ってごらんと言われました」とおっしゃっていました。

 

今では誰が対応したのかは定かではありませんが、私も何度かこの様な対応をした事がありました。

 

建築会社にとっては余分な仕事ですし、意外とこのような補修は手間が掛かります。

「めんどくさいなー」なんて思いながら、傷や汚れを付けてしまった方とやり取りをすれば、必ずその気持ちは相手に伝わるものです。

対応が良かったという事は、誠意をもって接しられたという事なのかもしれません。

 

人は必ずどこかで繋がっていて、良い対応をすればそれが返ってくるし、そのまた逆もしかりです。

私達は誰に対してもお客様だという認識で日々過ごしているので、相手が不愉快に感じる様な対応にはならないと思います。

 

 

 

スタッフブログはこのブログで年内最後となります。

ブログの内容が少しでもご覧になった皆さまのお役に立てれば幸いと思い継続しております。

来年も皆さまにとって良い年になりますように!

良いお年をお迎えください。

 

スタッフ一同

 

 

 

住宅建築業なのにノルマが無い。

2022.12.23

オカケンホームは新築注文住宅をメインとした建築会社です。

 

普通は住宅建築会社というと営業マンにはノルマがあり、月の売り上げや年間の売り上げのノルマがあるものです。

そしてノルマを達成すると、そこからはインセンティブが発生する為、営業マンはあの手この手を使って仕事を取ろうとします。

 

当社にはそもそも営業を専属でやっている人材はいないのですが、初めてお越し頂いたお客様の担当は私がする事が多いです。

しかし、ノルマが無いため、必死になって来て頂いたお客様に当社の事を売り込むような事はいたしません。

 

あくまでも当社の事を気に入って、お客様の方から「オカケンで家を建てたいのでお願いします。」と言って頂けたお客様のお宅だけ丁寧に工事をさせて頂いております。

 

会社からは「仕事を取る様に!」と言われたことはなく、逆にお客様の事を考え、決して無理して受注をしない様にと言われています。

 

ただ建築してお金を頂ければ良い訳ではなく、長く続く関係がずっと良好でいられることの方が大切だと考えているからです。

 

 

このような体制をとっていますが、今まで仕事が途切れた事はなく、凄く忙しい時期や凄く暇な時期もなく、一年を通して平均的に仕事があります。

 

そして、半年~1年ほど先まで予約が入っている為、協力業者さんも安心して仕事をやっていける環境となっています。

仕事が安定して先まで入っていると、落ち着いて良い仕事につながるのは間違えありません。

 

tanaka

 

 

ちょっと遅い。。。

2022.12.16

先日、点検でお客様のお宅にお伺いした際のお話です。

 

約2年前に大手ハウスメーカーで新築をしたお客様の知人がいるそうです。

先日お風呂の排水の流れが悪く、ハウスメーカーへ連絡したところ、担当者から折り返しの連絡が掛かってきたのが3日後。

家に来て確認してくれたのは1週間後だったそうです。

色々な事情はあるとは言え、私ならせめて連絡くらいはすぐに欲しいと思いますが。

 

大手ハウスメーカーであればメンテナンス体制もしっかりとしていて安心という感覚がありましたが意外と対応は。。。と感じました。

困っている時はすぐに担当者と連絡が取れて、話ができるという安心感は重要なポイントだと思います。

 

新築する時はあまり気にならないポイントかもしれませんが、何かあった時に初めて気付く事なのかもしれませんね!

住宅は建てた後がとてもとても長いです。

本当にしっかりとしたサポートをしてくれるところを選びたいものです。

 

 

今回、点検でお伺いしたお宅ではお引渡しして数年でキッチンのカウンター(セラミックの天板)が何もしていないのに割れてしまったという事でした。

キッチンの天板が割れる事は今まで経験がなかったので驚きましたが、メーカー側で費用負担をして頂いき、スムースに対応が出来ました。

 

割れてしまった部分を補修して直す事も可能ですが、簡単に直そうとすると必ず後から問題になりますのでしっかりと対応をしています。

ちなみに割れてしまった原因はメーカーが検証中なので近日中には連絡が有ると思います。

 

 

キッチンの天板を交換すると言ってもそんなに簡単ではありません。

工事車両の駐車スペースの手配から始まり、IHや水栓やタイルなどを取外し、下から固定してあるビスを全て取外した後に新しいカウンターと交換し、取り外した物を全て再取付します。

取付後には再度シール工事をして仕上げます。

お客様にご迷惑が掛からない様に養生もしっかりして、工事終了後には綺麗にクリーニングも行います。

住宅を担当した者がすべての段取りが出来るのも当社の特長です。

 

tanaka

どうしたらよいですか?

2022.12.9

2年間の現場修行が終わり内勤業務へ移行したばかりの頃の話です。

私はよく上司へこんな質問をしてました。

「現場でこんな事が起きてますが、どうすれば良いでしょうか?」

「業者さんからこんな質問がありましたが、どうすれば良いでしょうか?」

 

そうすると必ず「けんちゃんはどう思うの?」と聞き返されます。

物事を深く考えておらず、上司からの答えを聞けば良いや!と思っていた私はハットします。

何度かこのやり取りをした後に、この質問ではダメなんだと気付き、質問の方法を変えました。

 

「現場でこんな事が起きてますが、この様に対処しようと思いますが宜しいでしょうか」

「お客様からこんな質問がありましたが、こうに答えるか、またはこの様に答えた方が良いか迷っています」

分からないながらも自分で深く考えてみて、その内容を具体的に伝え、アドバイスをもらえるような質問に変えたのです。

そうすると、上司は「そのやり方だと、ここがこうになってしまうから、ここをこうにやった方が良いよ!」などとより良い対策を教えてくれました。

 

それから数年経ち私にも部下ができ、同じような質問をされる事がありましたが、私も同じように対応しました。

 

どうしたら良いですか?というのは質問の様に感じますが、その質問をした人の考えや意見は一切入っておらず、その人がいる意味さえない様に感じます。

問題に対してしっかりと自分なりに考えるのが大切です。

 

早い内にこの様な考え方が出来て良かったと感じています。

 

どんな問題が起こっても、それを解決しようという強い気持ちがあれば必ず解決できます。

しかし、解決出来たら良いな。。。などの甘い考えでは解決はできません。

 

まさに成せば成る‼ ですね。

 

tanaka

 

ちゃんとしている

2022.12.2

先週は打ち合わせの日程を忘れてしまい、すっぽかしてしまったお話をさせて頂きましたが、今回はその逆のお話です。

 

タイトルが「ちゃんとしている」という事ですが、何がちゃんとしているかというと、お客様への対応はもちろん、協力業者さんや取引のある方々すべてに対してちゃんとしているという事です。

自分で言うなよ!  という声も聞こえそうですが、色々なお客様や業者さんの話を聞いていると、意外と「ちゃんとしている」建築会社は少ないのだなーと思っています。

 

一概にちゃんとしていると言っても曖昧ですが、要するに当たり前の事が当たり前に出来ているという事だと思います。

そして、一番は約束をしっかりと守るという事だと思います。

本当に当たり前ですよね。でも、それはとても大切な事だと思います。

 

先週のブログの様に本当に稀ですが約束を忘れてしまって、お客様にご迷惑をお掛けする場合もあります。

1度なら心から謝罪して許してもらえる場合もあると思いますが、何度か繰り返してしまうと、もう信頼関係はなくなってしまいます。

 

人生で1度か2度の大きな買い物ですので、信頼ができない建築会社では仕事をお願い出来ないと思います。

建築をお願いする前に本当にちゃんとした会社なのか、何度か会って打ち合わせをしながら、見極める必要があると思います。

 

このブログを書きながらこんな言葉を思い出しました。

「当たり前の事を誰も真似できないくらい、徹底してやること!」

この言葉は約10年前の忘年会の最後に締めに、当時の社長が言った言葉です。

とても懐かしいです。

 

 

こちらの写真は10年前に会社の旅行でハワイに連れて行ってもらった時の写真です。

夕方に一杯呑んで、ホテルのバルコニーから海と夕日を眺めているところです。

 

10年で色々と変わった事もありますが、筋の通った思いやりのある「ちゃんとした会社」である事はこれからもずっと変わらないでしょう。

 

tanaka

 

 

 

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