ミンサーハウス
2022.09.16
つい先日、会社のYOUTUBEであたらしく追加になったお宅についてお伝えしようと思います。
まずタイトルの「ミンサーhouse」ですが、ミンサー?と思う方も多いかと。。。
こちらのお宅の奥様が沖縄出身という事で、家を造るにあたり、沖縄を感じられるようなデザインやインテリアを取り入れました。
その1つにミンサーがあります。
ミンサーとはミンサー織りの事で、沖縄の伝統的な織物のひとつです。
ミンサー織りは、「愛の証」として古くから沖縄で愛されてきました。
なぜ、そのような意味が込められているのかというと、それはミンサー織りの特徴である模様に起因しています。
ミンサーは五つと四つの絣模様が特徴ですが、この模様には「いつ(五つ)の世(四つ)までも」という意味合いが込められています。
また、短い横縞が連続した「ヤシラミ」柄には、足の多いムカデに見立て、「足繁く」という意味があります。
沖縄ではかつて通い婚の習慣がありました。そんな中、女性は婚約者の男性に対して「いつの世までも、足繁く通ってください」という思いを込めて、ミンサー織りの帯を贈っていたそうです。
ミンサー柄にはとても深い意味があるのですね。そんな柄を今回は家の入口である玄関のタイルで表してみました。
動画の中でも写っていますのでご覧下さい。
こちらのお宅のご主人は、家を建てる前に沢山の勉強をされ、家は性能が大切であるという事にたどり着き、性能の良い家をたくさん見てまわったそうです。
しかし、性能の良い家は金額も高く、その面で親御さんとの意見の食い違いもあり、一時は家造りを諦めかけていた事もあったそうです。
そんな時に、たまたま当社と出会った事がきっかけで、その後スムースにお引き渡しをする事が出来ました。
お客様のご要望を色々とお聞きしながら、ご納得のいくプランが出来て本当に良かったです。
他社ではなかなか反映してくれなかった中2階の要望をはじめ、沖縄の砂浜の砂を使った沖縄ブロックやルートビアで有名なA&Wの雰囲気も取り入れました。
また外観はカリフォルニアに建っているかのような雰囲気のデザインにしました。
その他にも本編動画にはたくさんの思い入れが詰まっています。
沖縄の風を感じられるような家をお客様の上手なお話と共にお楽しみください。
tanaka