値上げが止まらない
2022.02.11
昨年5月頃からウッドショックと言われる木材全般の価格高騰が始まりました。
当初は9月から10月頃には落ち着くのではないか、などと言われておりましたが、それが延びに延びて今現在も続いております。
一部の木材については若干下がってきている物も見受けられますが、現在は特に合板類や米松については最高値を更新し続けております。
そして、原油価格の高騰を受け、運搬費はもとより石油関連製品も軒並み値上げの通達が毎週の様に届きます。
3月から
塩ビ関連製品が15~30%以上
4月から
クロスなど各メーカー25%値上がり
床材、キッチン、水回り建材、カウンター材、金物類、ビニールテープ、板金、銅線などなど
~30%値上がり
建築で使用する大半の部材、商品が値上がりになります。
仮にウッドショックが落ち着いても全体的な金額が下がるのは難しい状況です。
私が今まで13年間建築業界にて、値上がりした材料などが、元の価格へ戻ったことは一度もありませんでした。
もしかしたら今が最安値で今後はどんどん上がっていく可能性があるのではないかと考えております。
ここまで来ると私たちのできる事は微々たるものです。
ウッドショックの様子をみて建てようかとお考えの方がいる様でしたら、もしかしたら早めに動いた方が良いのかもしれません。
どうにかして価格を下げたいというお客様もいらっしゃいますが、当社では性能を下げて金額を下げるという事が出来ません。
その為、一番大きく金額を下げる方法は家自体を小さくする事です。
当社ではお客様のご要望をしっかりと聞きつつ、コンパクトに設計をする事がとても得意です。
大きい家は立派かもしれませんが、その分イニシャルコストとランニングコストが掛かるのは言うまでもありません。
賢く建てて、賢く暮らせる住み心地の良い家を常に目指しています!
tanaka