あの時は良かった
2022.01.7
私の自宅は6年前に建築した20kwの太陽光発電設備を搭載した家です。
家を建てる前は会社の事務所みたいな雰囲気の家にあこがれて、こんな家を建てたいと思い入社したくらいなので、アメリカンな家を建てる予定でした。
しかし、実際には全然違う家を建てる事になりました。
その理由は家を建てたいと考えていた時期に、太陽光発電の売電単価がとても高く、太陽光パネルをたくさん搭載し売電する事に魅力を感じていたからです。
仮に住宅ローンが3,000万円(家と太陽光発電設備)だったとすると、太陽光20kwの売電で年間90万円×20年間で1,800万円(売電収入)
3,000万円-1,800円=1,200万円の支払いで済む計算になります。1,200万円を35年返済(金利1.3%)で考えると月の返済額は約35,000円となります。
※ローン金利、税金については計算してません。
こんな計算をしていると、月35,000円で暮らせるなら大屋根のアメリカンな家ではなく、太陽光発電を搭載した家の方が良いのでは。。。と考え始めてしまいました。
妻に相談してみると、「本当に太陽光発電なんか大丈夫なの?」とかなり疑い深い返答でした。
当時は興味があるお客様には実験棟ベースの太陽光を搭載した家をご提案していましたが、ご納得して頂ける方と半信半疑の方と分かれていたのを思い出します。
その時の決め台詞として「今はとても太陽光発電には良い時期です。数年後、数十年後にはあの時は良かった!と必ずなると思いますよ」とお客様にはお伝えしておりました。
そして我が家でも妻をどうにか説得し太陽光発電の費用を追加しローンを組む事になりました。(太陽光の材料+工事費で500~600万円)
あれから6年が経過して、今現在太陽光を設置した場合、売電単価は約半分以下となり、事実上10kw以上設置し全量売電をする事は難しくなってしまいました。
我が家では太陽光発電設備に対するイニシャルコストはほぼ回収でき、これからの14年間はずっとプラスになる予定です。
「あの時は良かった」という事に本当になったのです。
そして、今現在は何かお得な情報はないかというと
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当社ではその時々のお得な制度を上手に利用し賢く家を建てられる様にお手伝いをさせて頂きます。
詳しくは担当者までお問合せください。
tanaka