冬至の頃
2021.12.29
昨日のhoshinoのブログにもあったように、2021年の冬至は1週間前の12/22でした。
冬至とは、一年で昼の時間が一番短くなる日の事を言います。
そう、影が一年で一番自己主張する日が冬至なのです。
不動産売買時の重要事項説明には、建築基準法で定められた日影規制の説明もあります。
用途地域や居住エリアによって変わりますが、冬至の日の朝8:00~午後2:00までの間、何時間以上日陰にしてはいけないといった規制があります。
下記は高崎市の制限です。
とは言え現在日本一の高さを誇る、あのあべのハルカスでさえ、周囲に居住地域もありタワーマンションもすっぽりと影に隠れる時間もありますが、影の移動スピードは結構速く日射規制の対象にはならないのです。
その為、自身の目で日当たりが良いか判断し、沢山建築経験のある担当者にも確認してもらう必要があります。
夏に土地探しをして、日当たりのよい土地だと思っていても、太陽高度が一番低くなる冬至の頃は陰になってしまうという事もあり得ます。
逆に今の時期に日が当たっていれば、一年中日当たりの良い土地と言えるのです。
※南に新しく建物が建ったり、既存の建物がより高い建物に建て替えられたりする場合は別です
土地探しをするときは、冬至の頃の日当たりも気にしてみてください。
もし日当たりの悪い土地でも、それを少しでも解消できるようなプランをご提案できますのでご相談ください。
kuribara