内窓工事
2021.11.18
9月中旬に始まったリノベーション工事は、クリーニング、内窓工事となりました。
家の住み心地に大きな影響を与える開口部(サッシ)の「窓断熱工事」を行いました。
夏場では、74%の熱が窓から流入し、冬場では50%の熱が窓から流出してしまいます。
(夏8月15日 14時~15時。外気温34.8℃、室温27℃。冬2月14日 5時~6時。外気温2.3℃、室温20℃)
既存のアルミサッシの室内側に樹脂製の内窓を付け、断熱性を高めました。
メリットとデメリットをまとめてみます。
メリットとしては、
①断熱性が高まり、外気温に左右されずらく、冷暖房効率が高まり、光熱費が抑えられます。
外窓と内窓の間に熱伝導率の低い空気層が出来る事で、結露発生を抑制出来ます。
②既存サッシの内側にサッシを付ける事で、防音性と防犯性の向上になります。
③ヒートショックのリスク抑制に繋がります。
急激な温度変化によって、血管が収縮し、血圧の急上下と温度差を解消。
デメリットとしては、
①サッシの二重になり開閉が大変。
②掃除がしづらい。
③フルオーダーの商品のため、逃げや納まりなどを計算した採寸と知識が必要。
窓ガラスの種類にも適正なガラスを選ぶことで効果を最大限発揮出来ます。
紫外線や日差しをカットしたい東や西のガラスは、明るさを取り込みながらもガラスに当たる日射熱を遮り、室内を涼しく保つ「遮熱タイプガラス」を使用し、
冬の低い位置の太陽から、暖かさを取り込み室内で暖かさを保ちたい南のガラスは「断熱タイプガラス」を使用しました。
外壁を壊さずかつ、一軒家では1日での内窓工事は可能です。スピーディな窓断熱工事が出来ます。
新築工事もリノベーション工事も開口部(サッシ)はとても重要です。
気になるお客様は当社スタッフまでお問合せ下さい。
asano