卒FIT ①
2021.11.12
FIT制度とは、太陽光の固定価格買取制度のことで、家庭などで作られた再生可能エネルギーを電力会社が一定期間固定価格で買い取るように決めた制度です。
卒FITとは、FIT制度の余剰電力買取期間の満了を指します。
FIT制度の卒業だと考えるとわかりやすいかもしれません。
FIT制度は2009年11月に開始された制度で、設置容量10kw以下のFIT制度の満了期間は10年ですので、2019年以降卒FITを迎えたお客様も多いかと思います。
卒FIT後は固定価格での売電はできないため、売電価格は大きく下がってしまいます。
卒FIT後の選択肢としては大きく2つあります。
1つ目はこれまで通り売電を継続する売電継続です。
2つ目は蓄電池を購入して発電した電気を蓄電池にためる蓄電池購入です。
1つ目の売電を継続する場合は今まで通り東京電力に売電した場合、現在では8.5円/kwh(税込)となります。
今まで40円前後で売れていたのでかなり下がってしまいます。
卒FIT後は買取先を自由に選べるようになりますので、より高く買い取ってもらえる電力会社へ切り替えるのがおすすめです。
例えばENEOSですが、11円/kwh(税込)23%UPで買い取ってくれるのでお得です。面倒な手続きなどもなく、しばりも少ないようです。
※詳しくはHPをご確認ください。
その他にもたくさんの買取会社がありますので、ご自分のスタイルに合わせ選んでみてはいかがでしょうか。
近年、国の方針で電力会社は積極的に再生可能エネルギーを買い取る様になっていく為、毎年買取価格が上がっていく可能性あります。
定期的に情報収集をし、少し面倒ですがより高く買い取ってくれる会社へその都度、乗り換えていくのが良いと思います。
明日へ続く